今月も目をとめてくださりありがとうございます!
去年のお正月はつかまり立ちも出来なかった息子が、今年のお正月は部屋を走り回っておりました(笑)。時間の流れとは、偉大なものですね。 お月さまのカレンダーでは2月が新しい年の始まりとなります。今月から、より心を新たにして毎日を過ごしていきたいなと思っています。
2016年、私の目標は……
講演や執筆のお仕事をさせていただいていると、私を「しっかりしている人」と思って下さる方がよくいらっしゃるのですが、実は私、本当に抜けていまして……何が抜けているかと言いますと、言われたこと、言おうとしたこと、やろうとしたこと、ひどい時には今やっていたことが恐ろしいほどにスコンっと抜けていってしまうのです。
母曰く、「元々あなたは抜けている」らしいのですが、息子ができてからというもの、何かをやっていても息子に呼ばれたり、突発的に色々なことが起こるのでついそちらに気が取られ、その用事を終える頃には見事にやっていたこと、やろうとしていたことが遥か彼方へ行ってしまうのです。これは、息子に何かが起こった時のみならず、何かをやっていても「もうすぐ息子に呼ばれるかもしれない」「何か起こるかもしれない」と勝手に焦り始め、結果、やるべきことがスルスルと抜け落ちていくという始末。
これも、些細なことで希にならいいのですが、こういうことって信頼に繋がることだと思うんですね。頼んだことをちゃんとやってくれるとか、言ったことをしっかり覚えておいてくれるとか。そういうことの積み重ねで人との信頼関係って築かれていくと思うのです。
だから、2016年、私の目標は、『やるべき事、頼まれたことは抜け落ちる隙がないほどにすぐにやる!』に決めたのです!
段取りを甘くみてはいけない。
そうは言っても、いきなり性分が変わることはまずないわけで。宣言したからにはしっかり守りたいと思う反面、毎日緊張の連続(笑)。「あっ今頼まれ事した!絶対に忘れないようにしなくちゃ!」と頭の中で呪文のように唱え続けたり、メモを貼り付けてみたりしました。(メモを書いたことを忘れることがあるので手に負えないのですが……)
でも、こういう緊張って長く続かないですよね。いつか元に戻ってしまうような気がしたのです。そんな時、家族間でも絶大な信頼を得ている母の口癖を思い出したのです。それは「段取り」。
母は何かやるべきことがあると、何日も前から細かく段取りを決めます。前日の夜は何の用意をしてから寝て、当日は何時に起きてどの順番で支度をし、このタイミングでこれをしてから何時には家を出る。というような具合です。
正直、以前はこう思っていました。「何故こんなに細かいことを前もって決めておくのだろう。当日は何が起こるか分からないし、臨機応変に対応しておけば大丈夫じゃないかな?」と。この考えこそが、〝ツキ〞を呼ぶ生き方ができるかどうかの最重要ポイントとなるのです。
次号に続く……
片岡 由季
片岡由季氏 武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。 その後、玉川大学英米文学科に編入。 前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。 2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。 現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。 |
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