いつもお読み頂きありがとうございます。今年もあっという間に年末がやって参りましたね。ついこの前まで、夏が終わって涼しくなってきたな~と思っていたのにもう年末ですか… …(笑)。時の流れが早すぎて驚きますが、年末年始の雰囲気が好きなのでワクワクしています。
今年も一年間、ご愛読頂き本当にありがとうございます。来年も一生懸命書かせて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。
“うまくいかない……”には理由があります
皆さんは、急がなくてはいけない時、失敗出来ない時に限ってミスをしてしまったり、「この人の前では絶対に失敗できない」という人の前に立つと、魔法にかけられたかのようにまんまと失敗してしまうという経験はありませんか? 私、この典型でした(笑)。急いでいる時ほどファンデーションを落として床にばら撒いたり、会議中、大切な書類を置いている机にコーヒーを置こうとしてこぼしたり。言葉遣いに厳しい上司の前に行くと日本語がおかしくなったり。それはそれは大変でした。しかも、一度そういう経験をすると、その記憶がインプットされて「また失敗するんじゃないか」と萎縮し、予想を裏切らず次も同じミスをしてしまう。「うんうん、あるある」と頷いてくださった方がいるならばあの時の私も救われるのですが(笑)。
そんな私も、“月のテンポ”で生きるようになってから、パニックを起こしそうな時ほど冷静に、失敗できない時にこそしっかりと能力を発揮できるようになりました。その秘訣とは……。
まずは“自分本来のテンポを取り戻す”ことが大切
とにかく、皆さん、まずはしっかり「落ち着いて」ください。私もよくパニックを起こしながら「落ち着け自分!落ち着け!」と言っていたのですが、それは言っているだけで本当に落ち着いていたわけではないのです。本当の意味で「落ち着く」とは、“自分本来のテンポを取り戻す”という意味です。
パニックを起こし、自分のテンポが乱れている時はアウェイで不利な試合をしているようなものです。しっかりと落ち着き、自分本来のテンポを取り戻すと、そこは自分のホームグラウンド。どこに何があるのか、誰がどう動いていて自分がどう動けばスムーズに試合が展開していくかが手に取るように分かるのです。また、苦手な人の前で緊張している時ほど、ゆっくりと丁寧に動き、話し、落ち着いてその人の声に耳を傾けてください。
“月のテンポ”は時計が進むテンポより少しゆっくり。焦った時ほど、少しゆっくり落ち着いて動くのです。急いでいる時でも、急がば回れ。すると、自分本来のテンポが取り戻しやすくなり、視野がひろがり、色々なものが聞こえ、臨機応変に動けるようになりますよ。
“月のテンポ”CDをお持ちの方はCDを聴いている時のゆったりとした感覚を思い出すようにしてください。メロディーの一節を頭の中でリピートするのも効果的です。
“月のテンポ”でテンポを整え、よいお年をお迎えくださいね。
片岡 由季
片岡由季氏 武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。 その後、玉川大学英米文学科に編入。 前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。 2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。 現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。 |
『「月のテンポ」テンポ116 CDシリーズ』 人間の体内時計と月の一日は同様であるといわれます。”月のテンポ”は、無限の可能性を持つあなたを思い出させてくれます。 |