宮古ビデンス・ピローサの商品で、目や鼻の不快感を軽減する機能を消費者へ伝えることができる「機能性表示食品」となってから、問い合わせを受ける機会が増えました。
新規性の高い素材の良さを行政に認めてもらえるのは、資本力のある大手有名企業にしかできないという、一般常識を超えたという意味でも、宮古ビデンス・ピローサに可能性を感じる企業やメディアが現れ、当社と同じく地方にある小さな会社に希望を与えることができたのではと感じています。
この宮古ビデンス・ピローサの生みの親でもある当社代表の吉田は、「宮古ビデンス・ピローサで薬を作る」とよく口にします。それを聞いた社員らは、製薬会社出身者や薬剤師が多い影響からか、「第三類医薬品から目指してみるか」「医薬品にするには有効成分を決めて成分の安定性や規格値を決めないと」などといった話になり、医薬品になるまでの道のりが、長く険しいものに感じられる雰囲気になっていました。
ある日、吉田へ宮古ビデンス・ピローサをどのような効能効果で医薬品にしたいのかを尋ねました。また、「一つの分野の効能効果で医薬品になってしまうと、宮古ビデンス・ピローサが持つヒトの体に万能的に働きかける有用性が打ち出せなくなるのではないか」という懸念も伝えました。
本来の薬とは、飲んですぐ効くもの
それを聞いた吉田の口から「第三類医薬品にする気は特にない」という答えが返ってきました。あっけにとられていると、「本来の薬とは、飲んですぐに効くものだと思う。医薬品の考え方とは違い、天然物の持つ力を、栽培や加工技術によって最大限に高め、健康に困っている人がそれを飲んだらすぐに効果が体感できるものが、本来の薬であると考えている」と言われ、一般的な常識にとらわれ、薬=医薬品だと考えていた私は衝撃を受けました。
「飲んですぐ効くものが薬」。そう言われてみるとピンと来るものがありますが、一般的なモノの見方から離れ、本筋に沿ったモノの考え方をすることは、私には難しいなと思わされました。
そんな様子を感じてか、吉田から「人や社会に合わせることも大事だが、それだけではズレが生じてしまうことがある。自然に沿ったモノの考え方や見方をすれば、ズレは生じにくい」との教えがありました。七十一歳を迎えた人間の経験の深さを感じました。
宮古島という自然豊かな場所で生まれ育ったにも関わらず、自然に沿ったモノの考え方ができていないことを反省。
一般的な常識にとらわれ過ぎないように注意しながら、日々を過ごそうと思うできごとでした。
機能性表示食品の申請が受理されました!
宮古BP (90粒/180粒)
宮古ビデンス・ピローサの成分を徹底的に抽出乾燥エキス末にしたものを錠剤にしました!
株式会社うるばな宮古営業担当部長
砂川 丈見
(すなかわ たける)
沖縄県宮古島市出身。
大学進学時に島を離れるも、宮古島の島興し事業である宮古ビデンス・ピローサ事業に惹かれ2006年入社。
宮古島と本州を行き来しながら、それぞれの地域や企業の良さをつなげ、宮古ビデンス・ピローサ事業の商流を膨らませることに喜びを感じる南国気質な営業マン。