月に1回のペースで、沖縄本島と宮古島に営業で訪れる機会があり、飛行機内や空港内、レンタカーの待合室などで聞こえてくる言語や方言から、どのような国、また地域から、どのような目的で来島されているのかを感じ取ることがあります。
多くの方は観光を目的としている様子ですが、仕事で来られている方も割と多いように感じます。
そんな多くの観光客でにぎわう沖縄の地元の新聞に目をやると「2015年、沖縄観光客776万人で過去最高」と、景気の良い見出しが飛び込んできました。特に外国人観光客の伸び率は高く、前年より60万人も増え、150万人以上の外国人観光客が訪れたとあります。沖縄を訪れる観光客の2割近くを外国人観光客が占めるほどになっており、改めてその存在の大きさを感じました。
離島に合った観光の在り方
沖縄県を訪れる観光客の多くは、沖縄本島に滞在します。沖縄本島ではリゾートホテルからビジネスホテルまで、南国のリゾート地らしい見栄えの良い施設が多く存在し、買い物やレジャーが楽しめる施設も、年々充実しています。
私たちが取り組む地域振興事業の地、宮古島に訪れた観光客数は、平成27年度に51万人。沖縄県を訪れた観光客数の1割に満たないのですが、それでも前年比の2割増と大きく伸びている状況です。
そんな宮古島が取り組む観光集客の一つに「スポーツ」があります。大きな大会はトライアスロンやマラソン、ロードレースなどがありますが、地元の方も楽しめるビーチスポーツやグラウンドスポーツもあり、毎月何かしらのスポーツイベントを開催しているのでは、という頻度でおこなわれています。
宮古島の自然と地形を活かし、行政だけでなく、島民全体でイベントを盛りあげる意識が、スポーツ観光を育てており、買い物やレジャー以外の魅力で来島者を増やす取り組みにより、個性のある観光地になりつつあります。
多くの資金と労力を費やすことで、地形や風景が年々変わってしまうほどの開発をしなくても、その土地の住民の気質に合ったやり方やスピードで、その土地を活かした取り組みをすれば、人が求めて訪れてくれる。焦らなくてもよい。そんな風に、宮古島の観光を支えるみなさんに気づかされました。
私たちも宮古ビデンス・ピローサの優れた機能を一人でも多くの方に知ってもらえるよう、焦ることなく、流れや気質を活かして広める取り組みをしていきたいと思います。
いよいよ春です。目や鼻に不快感が現れる季節。身の回りにそんな方がいらっしゃいましたら、宮古BPドリンクがお勧めです。
宮古ビデンス・ピローサエキスを配合した健康サポート飲料。
液体なのでわずかな時間で吸収されます。
宮古ビデンスピローサドリンク
株式会社うるばな宮古営業担当部長
砂川 丈見
(すなかわ たける)
沖縄県宮古島市出身。
大学進学時に島を離れるも、宮古島の島興し事業である宮古ビデンス・ピローサ事業に惹かれ2006年入社。
宮古島と本州を行き来しながら、それぞれの地域や企業の良さをつなげ、宮古ビデンス・ピローサ事業の商流を膨らませることに喜びを感じる南国気質な営業マン。