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生産者さん紹介

プレマの商品を作ってくださっている生産者さんたちを紹介。 その魅力に迫ります

与那国島で出会った 化石サンゴの可能性
コーラルインターナショナル株式会社 営業所長 樺山 博 氏 営業統括部長 山本 慎太郎 氏

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プレマオリジナル商品「元気☆水素の素」の原料である与那国島の化石サンゴ。実はこの化石サンゴ、世界でも与那国島でしか採れないものです。この化石サンゴの提供、商品開発をおこなっている、コーラルインターナショナル株式会社営業所長 樺山博氏、営業統括部長 山本慎太郎氏に、与那国島に注目した理由、そして商品開発に込める想いを伺いました。

樺山氏(写真左)と山本氏(写真右)。東京にある営業所には、与那国島の美しい海を写したポスターが飾られている

プレマオリジナル商品「元気☆水素の素」の原料である与那国島の化石サンゴ。実はこの化石サンゴ、世界でも与那国島でしか採れないものです。この化石サンゴの提供、商品開発をおこなっている、コーラルインターナショナル株式会社営業所長 樺山博氏、営業統括部長 山本慎太郎氏に、与那国島に注目した理由、そして商品開発に込める想いを伺いました。

弊社は1977年、現会長の山川朝源が、石垣島で建築資材用途の琉球石灰岩を販売する「山川商会」として設立しました。山川は琉球石灰岩の新たな採掘場所を求めて与那国島に渡り、化石サンゴに出会います。与那国島は日本最西端の島です。約10万年前、地殻変動による隆起でできたとされ、海中のサンゴがそのまま化石化して、島の何カ所かに堆積しています。同じような由来の島はほかにもありますが、約10万年前という、地球の歴史から見てかなり若い島は、世界にもほとんどありません。

「若い」与那国島の化石サンゴはもろく、建築資材としては使えませんでした。しかし山川は、化石サンゴを含む素材で作られた道路を見かけ、そこを通った水が流れ込む田んぼでは、稲の生育がほかの田んぼよりも良いことに気がつきました。これが化石サンゴの影響ではないかと商品開発が始まり、農業用肥料や水質改善剤などを経て、食品の商品化に至ります。

製品を開発するなかで、「サンゴを獲ってはいけないのでは?」といった質問をいただくことがあります。たしかに、生きたサンゴの捕獲は国・県の法令やワシントン条約で禁止されていますが、命を終えた化石サンゴは例外です。弊社では与那国島に採掘場を持ち、無理のない量の採掘をおこなっています。

化石サンゴを採掘する与那国島の鉱山の様子。大量の化石サンゴが眠っている

一方で、世界的に進むサンゴの白化現象は問題です。その大きな原因は温暖化で、海温が上がると、サンゴと共生して栄養を与える、褐虫藻という植物が失われます。サンゴの色はこの褐虫藻によるもので、褐虫藻を失うとサンゴは白化し、死んでしまいます。再生事業もおこなわれていますが、追いついていません。

サンゴは、5月の満月の日にだけ、一斉に産卵します。そのうちわずか3~5%の卵が岩盤に着床し、芽を出すことができます。サンゴの生態はまだ解明されていないことが多いのですが、沖縄の海は世界的に見てもサンゴの種類が多く、美しいといわれます。その海が失われるのは非常にもったいない。製品を紹介するなかで、そういった問題も知っていただけたらと思います。

与那国島の化石サンゴのもっとも大きな特徴が、ミネラルが豊富かつ多孔質なことです。通常、海岸や海中にある風化サンゴを集めても不純物が多く、20種類程度のミネラルしか検出できませんが、与那国島の化石サンゴからは、必須ミネラルを含む70種類以上のミネラルが検出されています。豊富なミネラルは体内の酵素の活性に影響し、体の活性化につながると考えています。そして、そのミネラルの主体となっているのが、カルシウムです。沖縄では昔、カルシウムが不足しやすい産後の女性に、サンゴを汁にして飲ませる風習があったそうです。カルシウム不足で一番に影響が考えられるのが骨です。現代人が食事で十分なカルシウムを摂取するのは難しい状況ですが、弊社のサンゴパウダーを使った実験では、骨密度や骨のたわみ率の向上が見られました。骨密度だけでなく、たわみ率、つまり弾力性があると、折れにくい骨になります。

プレマルシェ・ジェラテリアのレシピにも、弊社のサンゴパウダーを採用いただいています。プレマルシェのジェラートで血流が促進されるというデータを取られていたと思いますが、弊社でも、サンゴパウダーを摂って血流がよくなるという実験をしたことがあります。これにも、豊富なミネラルが関係していると考えられます。

また、与那国島の化石サンゴは多孔質であるため、溶けやすく、吸収が良いというのも特徴です。食用には平均粒形3ミクロンのパウダーを使いますが、それでも多孔質、つまりたくさんの穴が残っています。

そのサンゴパウダーが使われている「元気☆水素の素」では、多孔質という特徴が水素の吸着に役立っています。水素をなにかの基材につける場合、高温で焼成する方法が一般的ですが、この方法ではカルシウムを始めとしたミネラルが変性してしまいます。多孔質で、ミネラルが豊富であってこその与那国島の化石サンゴです。サンゴをただの基材としないために、その多孔質とミネラルを活かし、未焼成で水素を吸着させる方法を採用しました。水素は究極の抗酸化物質といわれます。実際、悪玉活性酸素のヒドロキシラジカルを大きく消去できるというデータがあります。ただ、ガスになって飛んでいきやすい。そのため、できる限り溶存率を上げる技術を使っています。アセトアルデヒドを消去するというデータもあり、二日酔い予防にもおすすめです。さまざまな効果が期待できるので、いろいろな方にお試しいただきたいですね。

サンゴの力と水素の出会いを、 あなたの身体で

与那国島の化石サンゴの豊富なミネラルをそのままに、さらに水素を吸着させました。一般的な水素製品と違い、水素溶存率が高いのが特徴。人の活動に欠かせないミネラルと、強力な抗酸化物質として注目される水素の相乗効果で、毎日のがんばりをサポートします。

元気☆水素の素を見てみる>>

与那国島で出会った 化石サンゴの可能性 コーラルインターナショナル株式会社 営業所長  樺山 博 氏 営業統括部長  山本 慎太郎 氏

- 生産者さん紹介 - 2019年8月発刊 vol.143

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