新型コロナウィルス騒動により、時代が大きく変化しようとしています。
人間の作り上げた社会は、歴史的に見ると時代とともに変化をしてきました。しかし、どんなに時代が変わっても変わらないことがあります。新しい生活様式になろうと、リモートワークが進み、どれだけIT化が進もうと変わらないことがあります。それは人間の生理機能です。生き物として長い時間を経て進化してきた人間の生理機能は短期間で変化するものではありません。口からものを食べて身体に取り入れ、不要なものを身体から排泄する営みは変わることがありません。人間を生物学的にとらえて、食を観察すると、人間が作り出したプラスティックや電磁波、食品添加物、農薬などの化学合成品が蔓延し、人工放射能など健康に害を及ぼすモノがたくさんあり、野生の動物では考えられない現象が起こっているのが現実です。安心して食べることができるのは、伝統的に食されてきた商品。連綿と続く歴史の変化のなかで生き残ってきたものが本当の健康につながる食べ物であり、食べてもよろしくないものは、時代とともに変化し、淘汰されるのです。
野生の生物は、国境に関係なく生きてきました。ウイルスでさえ、国境を気にすることなく、やすやすとボーダーを超えていきます。健康と平和は同じ概念ととらえるマクロビオティックの考え方では、食で健康を作る、家庭と国家を健康にする。やがて世界は平和(健康)になり、ボーダーはなくなるというロジックで展開しています。今回のコロナの騒動がきっかけとなり、人間もいつの日か国境を気にせずに、世界人類がともに手を携える時がくるかもしれません、サムデイ。
油もバランスが大事
飽食の時代になり、過度に取捨選択できるようになると、情報過多な時代だけに自分に適切に必要なものを選ぶ目利きも求められます。モノはあふれているのに栄養失調になったり、間違った解釈で、健康を害する人も増えます。油もそのひとつで、必須脂肪酸といわれ、取り入れないといけない油は低温圧搾が第一条件です。さらに原料の脂質は環境に適合した栽培方法かどうかで決まります。加工場で添加物が使われていないか、生産から流通に至る過程で地域社会や人にやさしいかなども大切な基準になります。
今回ご紹介する弊社の「有機サチャインチオイル」は、南米のペルーで伝統的に使われてきたサチャの実を使用しています。しかも原料はアマゾンの環境を壊さない有機農法。その実は伝統的な製法で作られてきました。脂肪酸はオメガ3とオメガ6がバランスよく含まれており、健康によいという理由で選ばれ、長年好評をいただいてきたオイルです。島国日本では、魚の持つオメガ3が伝統的に摂取されてきましたが、魚食文化が衰退している以上、補っていくことが重要です。おいしくて健康によい、弊社の有機サチャインチオイルは、熱に強いオメガ3を含有します。油を油で割る、普段お使いの油に混ぜて、偏った脂肪酸のバランスから脱却しましょう。
新型コロナウィルスの影響は4~5年続くともいわれています。身体が元気であれば、ストレスがあっても笑顔で過ごすことができます。有機サチャインチオイルで、長丁場を元気に乗り越えましょう。あきらめないで、みんなが笑顔になれるその時まで。