弊社には日々、さまざまな商品のお問い合わせが寄せられますが、なかでも「賞味期限の日付が過ぎたが、食べても大丈夫か?」というご質問が後を絶ちません。
賞味期限は、食品衛生法で表示が義務づけられていますが、その定義は「おいしく食べられる期間の目安」とされています。もともと製造年月日が表記されていたものが、輸入食品が増え、外国への依存度が高まってから(カロリー自給率は38%)、賞味期限に変わったのです。
国の定義では、消費期限と違い、賞味期限は過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。あくまでおいしさの目安であり、過ぎた場合は個人の自己責任で判断することになっています。私たちの「いのち」は、他の植物や動物の「いのち」をいただくことで成り立っています。考えてみてください。なぜ人によって寿命が違うのでしょうか。もし、人間も生まれた瞬間に寿命が決まっていたとしたら? すべての生き物には寿命がありますが、それは後からわかるものです。たとえ加工品であっても、自然由来の食べ物は「いのち」です。賞味期限が切れたからといって、すぐに捨ててしまうのは、罰当たりな発想ではないでしょうか。
「なんとなく恐い」という印象だけで、確かめもせずに敬遠するのはいかがなものでしょう。何事も、判断は自分で下さなければなりません。自分の身体をつくる食べ物は、自分自身で選んでいるのですから。気候変動や異常気象による農産物の不作が年々深刻化し、ついには米までもが高騰し、手に入りにくくなっています。私たちはこの状況にもっと気づかなければなりません。
酸化を気にせず、
本物のオリーブオイルを
日々の栄養として欠かせない脂質。調味料として、使う食用油には、なにが最適か、これまでさまざまな議論が交わされてきました。世界で最も消費量が多い植物油脂の一つが、紀元前6000年の歴史を持つオリーブオイルです。聖書にも登場し、美と食、そして抗老化に役立つものとして、また、のどに良い油としても知られています。日本市場にオリーブオイルが登場したころは、まだなじみが薄く、なにが本物か見分けるのが困難でした。
弊社が自信を持ってお勧めするオリーブオイルは、『スエルテアルタ』です。最高品質のオリーブオイルには、果樹の生育に必要なスペース、水分をめぐるストレスのない環境、傷をつけずに素早く収穫する技術、そして、新鮮さを保つための加工プロセスが不可欠です。これらを自家農園内にすべて備えているからこそ、オンリーワンのオリーブオイルを生み出せるのです。収穫してから2時間以内に製品化することで、圧倒的な抗酸化力を維持しています。その高いポリフェノール効果は、数々の国際コンテスト受賞歴が証明しています。
オリーブオイルは熱に強く、炒め物や揚げ物にも使えます。そのままサラダにかけたり、料理に混ぜたり、パンにつけたりと、さまざまな方法で摂取できます。パスタや白身魚料理との相性も抜群。香りも良いため、マヨネーズや、アイスクリーム、フルーツケーキ、シャーベットなどの製菓にもお勧めです。おいしいだけでなく、健康的な毎日を送るための助けにもなります。
脂質は摂りすぎに注意が必要です。だからこそ、オリーブオイルを使うなら、これからの時代は「本物を少しだけ」が一番大切です。