無駄の由来を紐解けば。

「最近どうしてる？」久しぶりの方からの連絡はうれしいものです。私は大切に想ってる方々に必ず「無駄に元気です！！」と答えています。

「無駄」の「駄」は調べてみると馬の背に積み運ばせた荷物のことらしいので「無駄」の意味は運送屋さんが空トラックを走らせてるようなイメージです。考えてみれば私の50年の人生はご縁と棚ボタ的幸運とご先祖様の七光りで構成されており、高速道路を自動運転しているような感覚です。だから「貴方の荷物を背負うスペース空いてます!!」（笑）。

現代はゆとり（無駄）がなく先行き不透明な時代といわれてますが、歴史的にみても透明な時代はなかったはずですし、効率という名のもと削除された「無駄こそが大切」で、実は私たちの誰もが本音では解ってることではないかと思っています。「無駄に元気です！」は謙遜するものではなく、翻訳すると「なにかお手伝いできることはありませんか？」「あなたと行動したい余白がありまくりです」といった意味になります。「無駄に元気」と伝えると、次にはたいがい「でも、お忙しいんでしょ？」と続きます。「暇やでぇ～」とお答えすればご期待に応えることにはなるかもしれませんが、あいにく
「暇」ではありません。「暇」とは時間と時間の隙間という意味合いととらえてますのでね！

10年以上前、飲食店運営をしていたころ、大変お世話になっていたシェフからデートに誘われました。
彼「恵里子さん 夜って暇ある？　ランチタイムでもいいねん」私「あのね。無駄な時間はあるけど暇はないねん」彼「。。。。。」私「バ～カ」彼「理解不能なので出直します」。

私流の「無駄」と「暇」の違いは夫には理解できるようですが（笑）。

今月は注目のリアルフード「かぼちゃの種」を使った元気の出るポタージュをご紹介します。貴方の「無駄に元気」を底上げしてくれること間違いなし！！