累計122万件出荷!自然食品・自然療法・エコロジー・らくなちゅらる提案サイト

もうひとつの穴から覗いたら

視点を変えて心と身体を捉え直すボディワーカーのつぶやき

プレマ株式会社
プロモーションセクション
ボディワーカー

寺嶋 康浩 (てらしま やすひろ)

関西大学工学部卒。ディレクターとして企業の宣伝に携わる傍、
クラニオセイクラルやポラリティセラピーなどの療法を学ぶ。
身体と対話し身体から思考のクセや感情を解放していくあり方をUnfolding Bodywork としてまとめ伝えている。
趣味はダンス。1級電磁波測定士。健康経営アドバイザー。

「経済合理性」の罠

投稿日:

「見えにくい土台」を削って、
「小綺麗な表面」だけを維持していないか?

財布から千円札を取り出してみる。独特のハリとコシがある紙幣の原料は「三椏」という植物だ。和紙の原料としても知られるが、いま紙幣に使われている三椏は9割がネパール産で、国産はわずか1割だそうだ。2009年ごろまでは国産でまかなわれていたらしい。しかし過疎化や高齢化、重労働による人手不足のため国内の供給が急減した。「原料がないなら外から安いものを入れよう」という経済合理性が働いたのだろう。もちろん、現地の貧困層の収入源になるという一面もあるのかもしれない。

だがその結果、手入れされなくなった山は荒れ果て、昨今の豪雨による土砂崩れの一因としても心配されている。では国産の原料に戻せばいいと考えても、過酷な現場を支えてきた職人はすでにいなくなっており、戻すことは簡単ではないのだ。

安い代替品に押され、生活の一部だった手仕事の品を見る機会が減った。工芸に携わる職人の多くは高齢化し、食べていくのも難しく後継者もいない。2028年には、伝統工芸の多くが姿を消してしまうと言われている。

実はこれとまったく同じ構図が、現代のITの世界でも起きているらしい。自社で若手を育てずに派遣や外注に丸投げしてきた企業の姿だ。泥臭いプログラミングや手間のかかる保守を外注すれば、短期的なコストカットはできる。しかし社員は発注と進行管理しかできなくなり、社内に「システムがどうやって動いているか」を真に理解する職人が消える。いざトラブルが起きたとき、原因の特定すらできず、自力では一行のコードも直せなくなるのだ。

伝統工芸もITも、共通しているのは、一番手間と汗がかかる「泥臭い基礎部分(一次産業や現場の手仕事、下流工程)」の価値を、目先の数字だけで安く見積もりすぎたことではないか。

このように偉そうに考えておきながら、ふと我に返る。最近の私は、日々のメール返信も資料作成も、プログラミングからデザインまでAIに頼りきりだ。「文句も言わず、優秀なAIのほうが人を雇うよりずっと安上がり」。そうほくそ笑みながらキーボードを叩いている私自身こそが、すでにこの経済合理性の罠のど真ん中にはまっているではないか。

よからぬものから身を守る お茶から生まれた飲むお守り

朝晩の冷え込みが厳しくなり、体調を崩しやすい季節になってきた。外に出ると咳をしている人も多い。喉の乾燥や違和感がある前から、日頃のセルフケアとしてこれを飲んでいる。

純粋カテキン(顆粒タイプ)を見てみる>>

「経済合理性」の罠

- もうひとつの穴から覗いたら - 2026年11月発刊 vol.230

今月の記事

びんちょうたんコム

累計122万件出荷!自然食品、健康食品、スキンケア、エコロジー雑貨、健康雑貨などのほんもの商品を取りそろえております。

びんちょうたんコム 通販サイトへ