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魂とのコミュニケーション

「本当の自分との出会いはあなたが望む豊かで美しい人生の大切な道しるべとなります」 宮崎ますみさんからのメッセージ

ヒプノセラピスト・エッセイスト・女優

宮崎 ますみ (みやざき ますみ)

1968年愛知県生まれ。1984年クラリオンガールに選ばれ、女優として、舞台・映画・TVなど幅広く活躍。1995年結婚を機に渡米。
米国で2児の息子を育てながらYOGAに傾倒し自己探求に専念。
瞑想を深めていくなかで自己の本質に目覚め、ヒーリングとリーディングを始める。
帰国後2005年、乳がんであることを公表。克服後2007年ヒプノセラピストに。
同年11月厚生労働大臣より「健康大使」を任命される。自身の経験を活かした講演会活動やヒプノセラピスト養成に取り組んでいる。
ヒプノウーマンSalon『聖母の祈り』http://salon.hypnowoman.jp
一般社団法人ホールライフクリエーション http://wholelifecreation.com
日本ヒプノセラピーアカデミー・イシス http://jhtaisis.net
日本ヒプノ赤ちゃん協会 http://hypnoakachan.com

私の生きる指針

投稿日:

諏訪郡原村に新居を購入するとき、神様からある謎かけをされました。通常、売りに出た物件は買い手が現れた時点で契約日と引き渡し日がとんとんと決まっていくものですが、「この家を購入したいです」と申し出てから、売主さんからまさかの反応。「こんなに早くに売れるとは思っていなかった。4月になるまで待ってくれないか」。そんな返答がくれば当然、「え~!」となるわけで、年明け早々の引っ越しを考えていた私としては、計画が大きく崩れてしまいます。「4月まで待ったところで、売主さんの執着が出て、やっぱり売りませんとか言いだしたらどうしよう」と、あれこれ考えてしまいました。
 
私は大きな移動の際、特に引っ越しなどは、時期と方位を慎重に見て決めます。近ごろ、自己の本質とズレなく生きられるようになってきたので、たとえば旅行なども、「今ここへ行きたい!」と思って方位を見てくださる先生に鑑定を依頼すると、毎度驚かれます。「も~ますみさんは、タイミングの女王と呼ばせていただきます」と。私の動物的直感が示すところは、いつもとても幸運を呼び込むものらしいのです。
 
今回の原村移住も、私にとって最高の方位だったわけです。ただし、2020年の節分前までの移動であれば、という条件つき。4月の引き渡しとなると、原村限定で移住を考えていたので、「これじゃダメじゃない!」と落胆したものの、それも一瞬です。長く生きていると、スピリチュアルレッスンにも慣れっこ。このパターンは過去に学んでいます。今回はどんなトリックが隠されているのでしょう? そのような観点からこの事象を眺めました。

<チェックポイントその1>

この移動が〝神の御心に適っている〟かどうか。私の生きる指針として、神が望んでいないことをしたくありません。逆にいえば、神が望まれた道には必ず祝福があるということです。

<チェックポイントその2>

この事象を引き起こした私の内にはなにが隠れているのか。<その1>を完全に信頼して委ね、引っ越しや家に対しての執着を完全に手放した状態で、内省していきます。
 
私は疑いを捨て、自分の思い通りにしたいというエゴでコントロールしたがる両手を手放して祈りました。引っ越しというのは、まず土地の神様にご挨拶と許可を得なければなりません。そもそも土地に線引きをして売買していること自体、人間のエゴなのですから。
 
私はイメージのなかで購入したい家の敷地に立ちました。するとそのビジョンに現れたのは、古代の大きな白龍。そしてその白龍の左横になにやら黒い影が見えます。目を凝らして見ると、黒い龍です。その黒龍は私を試すようなことを言ってきました。信頼の反対側になる不安や恐れを抱かせるような。しかし私は黒龍の前に純粋無垢な少女の姿で立ち、純粋性をさらけ出して返答しました。すると黒龍がこう言ったのです。「よくぞ見破った!」その途端、黒龍は金の珠をくわえて天空へと昇っていきました。

<チェックポイントその3>

<その2>までクリアにすれば、この流れこそが神の御心であり祝福であると理解します。無理に事を動かす必要はなく、4月入居に意味があるということです。入居までの間、原村のどこかに仮住まいを探す必要が出てきました。するとすぐ目の前に運ばれてきたのが、原村のシェアハウスだったのです。この出会いが完璧でした。おかげさまで、知り合いが一人もいない原村へ突然移住することなく、同じ精神性を共有できる素晴らしい仲間たちと次々に繋がることができました。
 
神の御心に適う生き方というのは、とことん純粋で在るということ。恐れも疑いももたない幼な子のように、大胆に繊細に直感を働かせて動く、ということなのです。

- 魂とのコミュニケーション - 2020年3月発刊 vol.150

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