玄関先の梅が早々に咲き、幼木ながら素晴らしい薫りを振りまいてくれました。時が経つのは今年も驚くほど早いですね。もう桃の季節。そして気がついたら46歳になってました!!( 昨日まで18歳だったのに。。笑)
朝、鏡に映るノーメイクの顔が全てを物語っており、可笑しくて歯磨きしながら吹きだしてしまいました。思わず口から飛び出した言葉は、『ここで何してんねん~』。幾度となく生まれ変わってきた私の魂が余りの不甲斐なさに漏らした一言のようでした。『がんばってまっせ~』『ほんまかいな~』 と、独り突っ込み。(大阪育ちです)
私の師匠のマクロビオティック望診法の山村慎一郎先生は66歳。お目にかかるたび『愛』=「利他の心」や「思いやり」について教えてくださいます。単なるお説教やどこかに書いてありそうなお話は微塵もなく、ご自分の体験を、丸裸のありのままでさらけ出し、失敗談から下ネタまでもが最終的にはバッチリ『愛』に辿り着くのです。
どこか脳天気でいつも楽しそう。 お酒と甘いものそして、何より美人が大好き! 私も師のような、しなやかでエネルギッシュな66歳を目指し、この桃の季節を駆け抜けたいと思います。
最近、お料理のテクニックや感性の磨き方についてのご質問が増えてきました。「センスがないのですが練習すればできますか?」
現在京都で『Neo ベジタリアン料理指導者養成コース』を6クラス開講しています。36名の受講生たちの不安と心配も、盛り付けのテクニックや味付けのセンスは練習でレベルアップできるのか?? 認定が貰えるだろうか? といった所にあります。
受講生はプロのお料理の先生から一般主婦、YOGA講師、会社員、カフェオーナー、美容師 etc. ……目的も具体的には様々ですが、共通するのは「誰かのお役に立ちたい」という心です。
実は、初回の講座で性格や癖。向かう方向などがだいたい分かってしまいます。
調理デモを観る視線の先。調理実習の手つき。食材に向かう姿勢。私はそこから彼女らの個性と学びのバランスをみて、10ケ月必死で向き合っていきます。どうしてもクリアすべき調理技術や知識・盛り付けレベルはありますが、伝えたい事は決してマニュアルではないのです。計量スプーンに頼った味付けパターンでもありません。
繰り返す課題と調理実習で色んな条件や本質に触れる機会を提供しているに過ぎないのかも知れません。その本質とは『愛』=『利他の心』『思いやり』です。『Neo ベジタリアン料理』を通して『食』の垣根を無くし、利他の心で繋がっていきたいと思っています。
芸術家の故 岡本太郎氏はこう残してます。「感性は誰でも一瞬で湧き上がるもの、磨くもんではない。自分自身を色んな条件にぶつけることによって自分全体の中に燃え上がる」
10ケ月の受講・認定試験の後、自信をもって即『 誰かのお役にたてる』よう寄り添っていきたいと思います。 「感性」といえば、2歳の息子のお絵描き!! 今日も夫がクレヨンで一生懸命書いたドラえもんやクマちゃんの上から、自由にグルグル~~ 見る見る黒や赤のベールに覆われていきます。。そこには何のためらいもありません。描きたいと湧き上がったらもう描いている。
夫はと言うと、、息子そっちのけでお絵描きに集中。笑 その面白い絵のことは又来月に♪
ベジタリアン料理家
erico
ベジタリアン料理家『erico のベジタリアンお料理教室』主宰 マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル(山村慎一郎 名古屋山村塾)マクロビオティックをベースとした美容食事法や、現代生活に即、取り入れられる「食べかた」を華やかなレシピと共にご提案されています。その他、マクロビオティック望診法や、『食育』に関する講座やワークショップも企画。長年のカフェマネージメントと、アトピーの息子と暮らす経験を生かし、「続けられるマクロビオティック」を伝えておられます。料理教室はインパクトのあるカラフルなルックスと輪郭のはっきりした味付けが大好評で毎回満員御礼! お料理教室の詳細などはブログ「ベジタリアン料理家erico」へ。 |