やさしい生姜風味のドレッシングが甘酸っぱい爽やかなサラダ。初夏の巡りをととのえてくれます。
<材料> 2人前
・キヌア…大さじ3
・むき枝豆(茹でたもの)…カップ1/2
・きゅうり(1cm角切り)…1本
・赤玉ねぎ(5mm角切り)…1/8個
・みようが(輪切)…1本
・ミント生葉(みじん切り)…約1/2カップ
(A)
・みりんジンジャーシロップ…大さじ1
・足助仕込三河しろたまり…大さじ1
・梅干し(果肉のみ)…1個
・えごま油……大さじ1
<つくり方>調理時間:15分
①キヌアを沸騰した湯に振り入れ、中火で10分茹でザルにあげておく。
②(A)の材料を梅干しの果肉を潰しながらよく混ぜ合わせておく。
③茹でたキヌアと他のすべての材料をボウルでよく混ぜ合わせて完成。よく冷やして供する。
*ミントの代わりに、大葉やパクチー、パセリでも美味しいです。
*梅干しの代わりに、梅酢やレモン果汁でもOK 。
使用食器:森修焼 両手マグ ホワイト
Neoベジタリアンって結局なに?
えっ、肉も魚も卵もOKなベジタリアン? それってただの普通の人ちゃいますの?」「はい、言われ慣れてます(笑)」10年前に商標登録してから、何度も聞かれました。
20年前から菜食料理教室を続けるなかでよく見てきたのが、「家では野菜中心だけど外では肉も……」と、どこか申し訳なさそうに語る姿。それってすごく立派な選択なんですよ。だったら、胸を張って言えるカテゴリがあってもいいんじゃないかと、ずっと思っていました。
私は家族に徹底的にヴィーガン生活を強いていた時期もあり。2014年、17年ぶりに次男を出産し、極度の貧血から会陰の再縫合術で入院が長引くなか、夫が鍋ごと持ち込んだ鶏ガラスープで体温が戻り、命をいただくということの有り難さに気づけました。
長く掲げていたヴィーガンという旗を降ろし、「Neoベジタリアン」が誕生した瞬間です。そして、産休明けすぐにNeoベジタリアン指導者養成コースを開講しました。
今では学生から女性ハンターまで、食の在り方を自ら楽しむ仲間が全国に300人以上います。
教室では100%プラントベース。でもその先は自分でどう選ぶか。食を通して、調和の世界を目指す——そんな「能動的な眼差し」を持つ人たちの在り方、それがNeoベジタリアンなのです。
しかし、「結局、肉も魚も卵も食べるなら普通の人やんか!(笑)」と、やっぱり笑われてしまうこともあるけれど。そこにはちゃんと選び取った軸がある。この旗、軽そうに見えて、結構芯が通ってるんです。知らんけど!