こんにちは! Liv:ra デザイナーの小森です^^
もう秋の気配が近づいてきてウキウキします。少し寂しいような、あのうだるようなムシムシの湿気と離れられて嬉しいような、複雑な気分になりますね。個人的には秋の始まりの風、心地よくてとても好きです。
さてさて、今回は前回にお伝えした通り、7月に開催されたベルリンファションウィークのレポをしたいと思います!
ファッションウィークの時期、ベルリンではたくさんの展示会が開催されますが、私が参加したのはエシカルファッションの世界一の展示会とされている、“エシカルファッションショー”という展示会です。この“エシカルファッションショー”は“グリーンショールーム”という展示会と合同に開催しており、どちらもコンセプトは“エシカル”になります。
エシカルファッションショーには審査をクリアした100を超える個性豊かなエシカルブランドが世界中から集まり、展示会場を華やかに彩ります。
ひとくちにエシカルと言ってもブランドのジャンルは多肢に渡り、日本でも徐々に注目されているヘンプの生地を打ち出したブランド、完全ビーガンのブランド、廃材を使ったドレスブランドなど、それぞれのエシカルが表現されていて、世界中から集まった個性あふれるブランドたちを見ているだけでとてもワクワクしました。隣の会場ではエシカルファッションショーとグリーンショールームによるファッションショーが開催され、こちらも素晴らしい空間でした。ファッションにより価値を与えるショーは本当に素敵ですね。
ベルリンはもともと音楽と芸術の町で有名ですが、ファッションウィーク中は毎晩のようにどこかしらでパーティーが開催されていました。ということで私もベルリン滞在中はパーティー三昧!
エシカルファッションショーでももちろん参加者のパーティーが開かれましたし、(思想的に若干控えめですw)大きな展示会“PREMIUM”の参加者パーティーは展示会の中日に開催されているにもかかわらず、朝まで会場は人でいっぱいでした。みんな翌日朝から仕事だと思うのですが、大丈夫だったんでしょうかね?
おしゃれな倉庫のような場所をクラブにして、2フロアでアゲアゲなDJに、みんな踊り狂ってました。やっぱり海外のクラブのスケールは大きいし自由で最高ですね。
日本でいうと“エシカルであること”はどこか質素なイメージがありますが、エシカル先進国ドイツの首都、ベルリンではそんなことはまったくありません。オーガニックのご飯を食べながら、夜は街に繰り出しクラブで泥酔して踊り狂う、そんな人がたくさんいるし、それが自然な感覚であるようにも見えます。
私はこの自由なベルリンのライフスタイルが大好きです。 まだまだ日本ではエシカルな感覚はどこか窮屈なものであるという側面があることは否めないですが、いつかこのベルリンのようにハッピーな価値観になってほしい、いや、そうなるように動く、とベルリンの夜、一人心に誓ったのでした。
小森 優美
株式会社Highlogic 代表 「楽しく世界を変える」がコンセプトのオーガニックコットンブランドLiv:ra デザイナー。 世界を変えるパワーはカラフルでハッピーなんです。 http://yumikomori.com |