ズッキーニの冷製ポタージュ
先月の中旬、アサクラさんを訪ねて会津若松に行ってきました。
オルチョサンニータとの出会いや、新しいオリーブオイルの開拓のことなど、興味深いお話をたくさん聞かせていただいた後は、お待ちかねのディナータイム。
「イタリア家庭料理の特徴は、とても簡単でおいしいってこと」とおっしゃる朝倉玲子さん。ほんとうに次から次へとおいしいお料理が出てきて、あっという間に大きなテーブルを埋め尽くしてしまいました。それらのすべてに使われているのがオルチョサンニータですが、お料理がシンプルであればあるほど、オルチョの力の見せ所といえそうです。
そこで今月は、朝倉さんがご用意くださったなかでも一番シンプルで、かつオルチョの魅力を心底味わえる、これからの季節にピッタリなひと品をご紹介。「ほんとうのオリーブオイルは、調理油ではなく調味料」ということを体感していただけることでしょう。
【材料】6人分
ズッキーニ:2本
玉ねぎ:1/4個
オルチョサンニータ:大さじ1
塩:小さじ1/2
水:適宜
(ひたひたの量になるように)
(1)ズッキーニは半月切り、大きければいちょう切りにスライスする。
(2)玉ねぎも小さめにスライスにする。
(3)鍋にズッキーニと玉ねぎを入れオルチョサンニータを上からかけて塩も加える。
(4)それから火をつけじっくりと炒める。
(5)全体にしんなりしてきたら味を見て旨みが出たらOK、ひたひたより少し少なめの水を加えてふたをして沸騰するまで強火、あとは弱火でコトコト煮る。
(6)十分にやわらかくなったらミキサーにかけボールに移す。
(7)あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やしてからいただく。
(8)皿にもりオルチョサンニータを中心にあしらう。