「天命」って?
「天命、宿命、運命の違い知ってるか?」「そういうたら、よう使うけど、ようわからへんなあ。」
「そうやろ。まず『天命』や。その前に使命とは何やと思う?誰でもみんな使命を持って生まれてくるんや。使命とは『使われる命』つまり、私の命(個性)を社会のために使ってくださいということなんや。」
「へえ~。使命って『使われる命』なんか。」
「そやから、自分の『天職』を見つけた人は、めちゃくちゃラッキーで天職で社会貢献するから、『天命』=自分が生まれてきた意味(意義)を知ることができるんや。」
「そう考えたら、人間として生まれてくるって、ものすごいことやなあ。」
「そうやで。人間は『宇宙最大の奇跡』や。それぐらい素晴らしいんや!」
「なんか、こういう話を聞くと、楽しいし、自信が出てくるなあ。」
「宿命」って?
「そうしたら、『宿命』は?」
「うん。『宿った命』や。これは、どうしょうもないことなんやけど、数は少ないなあ。」
「意味がわからへん。」
「男として生まれてきたとか、女として生まれてきたとか、この両親から生まれてきたとか、日本人として生まれてきたとか、背が低い、高いとか。どうしょうもないことやけどお陰さんでこんなもんしかない。」
「そやなあ、諦めんとしゃーない。」
「でも、諦めるのは決して悪いことやなくて、諦の語源は『帝=天使が言う』やねん。どうしょうもないことは、キッパリ諦めたほうがいい。そして今問題になってるのは、この『宿命』(自然の摂理)の領域まで科学が介入しようとしていることや。」
「なるほど、遺伝子操作とかやな。」
「そうそう、倫理的、道徳的なことやから重大で難しい問題やなあ。」
「運命」って?
「最後に『運命』は?」
「うん。『運ぶ命』やから、自分でなんぼでも変えられるんや。」
「これまた、ようわからへん。」
「具体的に言うたら、性格、見方、考え方、行動、出来事なんかや。これは変えられるから、諦めたらあかん。よく、『オレはこんな性格やから、どうしょうもないねん』、『私はこんな考え方しかでけへんねん』って言う人がいるけど、これは『運命』と『宿命』を勘違いして、『宿命』として諦めてんねんな。」
「ぼくも、そんなことようあるわ。」
「心配もそやで。達磨大師さんも言うてるけど、心も持ちよう=考え方を変えたら、消えてしまうもんや。何回も言ってるけど、心配とかのマイナスな考え方は悪いストレスになるから、心身の免疫力を低下さすんや。逆にプラスな考え方は免疫力を向上させ、元気になって『よい命を運んできてくれる』ってことや。
ほんで、気づいたことは素直に受け入れ『運命』を変え、どうしようもない『宿命』はスッパリ諦めたら、なんで自分は生まれてきたんか(天命)を知ることができるんや。」
「そーか。天命、宿命、運命のこと知るだけで、なんかこう元気になってくるなあ。」
「うん。何気なく使ってる言葉でもわかってないことって結構あるんやな。それと、『運命』として考えるのに、おもしろい考え方(人生の秘訣)があるんやけど、今度話すわ。」
「すごい楽しみやなあ。」
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執筆 プレマ株式会社 企業様コンサルティングチーム 山口 勝弘 |