いつもありがとうございます! 「やまぶき共同作業所」
キレイなパックが次々完成中 |
さらり・すらり茶サンプル詰め中 |
NPO法人山吹の会「やまぶき共同作業所」は、障がいを持つ女性のための作業所。
京都市の西、京福電鉄・太秦広隆寺駅構内奥にあり、弊社創業の地・太秦の、現在は「京都太秦しぜんむら」として新生オープンしたショップに隣接しています。
弊社では創業当初から、「やまぶき共同作業所」さんにプレゼント品の梅干しのパック詰め作業をお願いするなど、長らくお付き合いが続いています。
この「女性のための」作業所ができたのは、障がい者支援において、女性のリハビリというのは男性に比べると家事中心であったこと、それでなくとも就業の機会の限られているなかで男性よりもさらに働く場が少なく、本人も就業をあきらめがちになってしまう、という状況があったからです。
「働くこと」は、ただお金を稼ぐことではありません。自分が何かの役に立つ、自分にできることがある、それを実感すること。ちょっとした買い物でも、自分で得たお金でできるという楽しさ。外の空気を吸って、仲間と意見や情報交換をすることで、よりよく暮らすための知恵や活力を得ていくこと。働くことには、そんな意味もあります。実際、やまぶき共同作業所さんには、階上にある事務所に届くほど、いつも楽しそうな話し声、笑い声が響いています。
ひとくちに障がいといっても、利用者さん(やまぶき作業所でお仕事をする方々のことをこう呼んでいます)の状況は人それぞれ。だから、それぞれが得意なことを活かし、工夫し、補い合い、作業にあたっています。たとえば、出来上がったプレゼントパックを箱につめるときでも、偏らないように互い違いにしたり、自発的に小さな工夫が生まれています。だから安心して任せられる、そんな良い循環が生まれています。
とはいえ、課題がないわけではありません。作業所としての努力と、ご理解いただいている方々からの支援により、一歩ずつ、焦らず丁寧に進んでいます。たとえば、最初はバラバラだった椅子ですが、京都のとある企業から機能的な椅子を寄贈してもらったり。設備の面で言えば、京都の冬の寒さも大敵だったり…少しずつ、少しずつ改善していけたらと思っています。一人でも多くの方から、末永いご理解とご支援を頂けましたら幸いです。
手元は真剣、会話は楽しい作業風景 |
やまぶき共同作業所にお願いしていること
「プレマシャンティ」ラベル貼り
プレマオリジナル、ナチュラルフード&セルフケアブランド「プレマシャンティ」の一部の商品ラベル貼りをお願いしています。
利用者の皆さんのおかげで、ラベルにまで想いのこもった製品に仕上がります。
ひとには得意・不得意があります。不得意を補いあえる社会は、得意を生かせる社会。それぞれが持てる特技を生かし、ひとつの仕事を、ひとつの社会を創りあげていく。その小さな一歩になりたいと考えた商品たちです。
「紀州南高無添加梅干」パック詰め
2,000円以上ご購入時プレゼントとして同梱している、紀州南高梅干し。和歌山のみなべの里のおばあちゃんたちが一生懸命漬け込んだ梅干しを、ひとつひとつ丁寧に、パック詰めしていただいています。
「さらり・すらり茶」サンプルパック詰め
ダイエットなど食生活のサポートに大好評の「さらり・すらり茶」の無料サンプルのパック詰めをお願いしています。大量の依頼も快く引き受けていただいています。
いろいろな支援の形
「障がい」をもつ人、もたない人も関係なく、全ての人が得意なことをそれぞれ生かせる社会がいい。多様な働き方が当たり前に受け入れられる社会を目指したい。そんな想いを形にした商品をご紹介します。
作って幸せ、買って幸せ…そんな循環が生まれていきますように。
世界につながる優しいおいしさ
オランダ発のオーガニックベジタリアンスープ、「スモーレスト・スープファクトリー」。開発者ミシェルのスープへの情熱はもちろんのこと、この商品には、「すべ
ての人が分け隔てなく働くことができる機会」の実現を目指す想いもこめられています。スープのラベル貼りは、障がいのある人が働く工房にお願いしています。手作業のため、ラベルの貼り方が、瓶ひとつひとつで異なりますが、それも味わいと、皆さまのご理解に支えられて、今日もスープは世界を旅しています。
心がほっこり
あったかくなる
大照学園は、しっとりと落ち着いた京都・知恩院の山内にある、「知的障がい」のある方のための施設で、そこでは18~70 歳の方がお仕事をされています。プレマのロングセラー商品のひとつである「かえる印のナチュラルかとり線香」。その企画担当者が京都市内のとある陶器市を訪れた
際、ひとめ惚れしたのが大照学園の方々がつくられた、この蚊遣りでした。
大照学園の授産部、陶芸部門の方は7 人。「かえるの蚊遣り」づくりは、そのうち2~3人で担当しているため、製造数には限りがあります。それだけ、丁寧に愛情を込めてつくられているこの愛くるしい蚊遣りは、見る人の気持ちをほっと和ませてくれます。
障がい者と健常者の
共生を目指す
障がい者と健常者がともに働き、生活する場が全国各地で誕生するなか、各地の施設がお互いに協力して発展していこうと、1984年につくられた「共同連」。当初は厳しい運営が続く中、活動資金作りのために東福製粉(株)と共同開発したのが「島原手延べそうめん」。製造は、そうめんづくり360年の島原雲仙農業共同組合西有家。国産小麦を使った無添加のほんもののそうめんができました。その売上金は共同連の活動を支え、そうめんを通じて、多くの人に共同連の活動が知られるようになっています。
NPO法人山吹の会 やまぶき共同作業所 〒616-8215 京都市右京区太秦組石町10番地 TEL:075-873-1370 FAX:075-873-1371 活動時間:10:00~15:30(月~金曜日) |
日本一不思議な駅ナカショップ! 「京都太秦しぜんむら」
2013年9月1日。プレマ創業の地、京都・太秦(うずまさ)に「Natural&Spiritual 京都太秦しぜんむら」が新しく誕生しました。
9 月某日、オープンしたばかりのショップの様子をご紹介します!
新生オープンの他、太秦は、創業当初、代表の中川が店舗兼自宅として毎日お客様と直接やり取りをしていた、まさにプレマの根っこ。その後、事業の拡大と変化に伴い、長いお休みとなっていましたが、根っこの部分は変わらない。いつか、いつかと思いつつ、ついにこの度再始動することとなりました。
京都名物のひとつ、路面電車・嵐山電鉄(嵐電)の広隆寺駅より徒歩0分。電車を乗り降りする方々から「あれは何?」と不思議そうな顔で振り返られることも多い、不思議な駅ナカショップです。電車を利用される方はもちろんのこと、電車を利用されなくてもホームには自由に出入りできます。
ホームに隣接するナゾのお店? | 気になる商品に手が届く! |
広隆寺 山門と境内 |
太秦は、京都市右京区に位置するエリア。その地名は、古代、渡来系氏族である秦氏(はたうじ)(※1)の本拠地であったことに由来します。国宝第一号である弥勒菩薩半伽像を蔵する広隆寺(※2)や、京都三鳥居のひとつに数えられる三柱鳥居のある木嶋神社(蚕ノ社)(※3)などがある、パワースポットとしても知られています。ネットで検索してみると、いろいろとおもしろい説が盛りだくさんです。ちなみに、広隆寺はショップから目と鼻の先。広々とした境内でゆったりとした時間を過ごすことができます。
そんなパワースポットに生まれた新たなパワースポット!ともいえるかもしれない「京都太秦しぜんむら」。その立地ももちろん、外から見て思わず目を引くもののひとつが、入り口の横にある重厚な扉。なんとネパールの寺院にあったものだそうで…facebookでご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、この扉がついたときには、近所の人から「エスニック料理屋さんができるのか?」と思われたそうです(笑)。
店内に入ると、ずらりと並んでいます、プレマいちおしのアイテムたち。さすがに1万アイテム近くをすべて置くことはできず…自慢のアイテムのなかから選びに選んだ選りすぐりたちが集結しています。ウェブページもがんばって作ってはいるのですが、やっぱり実際に見ると良さがますます分かるというか…自画自賛ですみません。店舗ならではのお得なアウトレット商品があったり、発売開始前の商品が先行販売されていることもあったり。
疑問質問、どの商品が良いか迷っちゃう…そんなときは、お任せください、スタッフの小泉がいつでも承ります。スタッフの間でも、ショップに行くとついつい話をしちゃう、ついつい買っちゃう、と評判になっているとか。実はスピリチュアル方面の話にも強い彼女、ぜひ気軽にお声がけくださいね。
何しろ急ピッチでの新生オープンだったため、まだまだ改修中のところもあるのですが、少しずつ変わる進化も楽しんでいただけたら嬉しいです。お近くの方、観光でいらっしゃった方も、お越しをお待ちしています!
スタッフの小泉です |
※1 秦氏(はたうじ)
渡来人系氏族、「秦」氏は、養蚕(ようさん)・機織(はたおり)の技術を日本に伝えたといわれています。その出自や歴史など不明な部分が多く、中国の秦との関係やユダヤとの関係など、歴史の専門家から愛好家まで、様々な説がとなえられています。
※2 広隆寺(こうりゅうじ)
西暦603年、秦河勝により建立された、京都最古の寺院。本尊である国宝指定第1号の弥勒菩薩半跏思惟像は、聖徳太子から賜ったと伝えられています。木目の優美なラインに微笑をたたえた弥勒菩薩像は、その癒しの雰囲気にも惹かれ、ファンの多い仏像です。
【アクセス】京福電鉄嵐山線(嵐電)「太秦」駅下車すぐ
※3 木嶋神社(このしまじんじゃ)
正式名称は木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。西暦701年以前に創建されたと考えられます。本殿東側に、養蚕・機織の始祖を祀る蚕養(こかい)神社があることから、通称「蚕ノ社(かいこのやしろ)」と呼ばれています。本殿西側には、湧き水が流れる「元糺の池(もとただすのいけ)」があったのですが、近年枯渇してしまっています。この池の中に、三本の柱を持つ石製の「三柱鳥居」が立っています。
【アクセス】京福電鉄嵐山線(嵐電)「蚕ノ社」駅下車すぐ
京都太秦しぜんむら 〒616-8125 京都市右京区太秦組石町10-1 京福電鉄嵐山線 太秦広隆寺駅ホーム内 ■営業時間: 11~19 時 ■定休日:火・水曜 ※定休日、セール情報など、ブログにて更新中。 |