デリケートゾーンの「黒ずみ」や「におい」「たるみ」「乾燥」「ゆるみ」など……。特に年齢を重ねることによって気になってくることがありませんか? 過度に気にする必要はありませんが、いくつになっても健康的でありたいもの。そこで、今日はとっておきのフェムケア(女性のデリケートゾーンのケア)をお伝えしたいと思います。
鼠径部と骨盤底筋群をふっくら・やわらかく
足の付け根である鼠径部は、足と胴体底部の筋肉の接合地点であるだけでなく、太い血管や大腿神経やリンパ管の通り道でもあるため、とても重要な部位。例えば、デスク作業や運転など「座る」時間が長いと圧迫されたままになり、首肩と同じようにここが「凝る」ことで、足がむくみやすくなったりしますし、デリケートゾーンのさまざまな悩みの原因になりかねません。
ですから、できれば週に2、3回程度は、お風呂あがり(お風呂の際にでも)にマッサージしていきましょう!
特に大腿骨(ふとももの骨)周辺はしっかり指に力を入れてグリグリと「痛気持ちいい」くらいにマッサージしていきます。また、大陰唇(Iライン)と会陰(膣と肛門の間)もほぐすと良いところ。会陰は少し指で押さえて小さく円を描くようにマッサージするのですが、少し痛みを感じる人もいるかもしれません。やさしく無理のない範囲で触れていきましょう。
マッサージの手順
①手を温め、手のひらにオイルを500円玉大取ります。
②手にオイルを馴染ませ、デリケートゾーン全体を手のひらで包み込むようにしてじっくりと手のぬくもりを感じます。
③恥骨~右鼠径部→会陰→左鼠径部→恥骨といった順に小さく円を描くようにマッサージ。(そのとき大腿骨の前後は力を入れてしっかり太ももの方までついでに揉みます。これを2周します)
④オイルが足らなくなったら足し、またじんわりと②でぬくもりを感じます。
⑤今度は先ほどよりも少し内側の右大陰唇→会陰→左大陰唇を指の先を使って小さく円を描くようにマッサージ。これを2周します。
⑥最後にもう一度②でぬくもりを感じ、おわりです。
※(妊婦さんや膣萎縮などで膣を広げたい目的がある方を除いて)膣内はマッサージを目的に触れることはおすすめしません。そこは性的快感を味わうセルフプレジャーのお楽しみに大切にとっておきましょう♡
「ブランドリップ」が最適
フェムケアマッサージをするときは、必ず滑りを良くするために、天然のオイルを使っていただきたいのですが、わたしが特におすすめしたいのが、「びんちょうたんコム」さんで販売されているブランドリップです。
顔から爪の先まで全身に使えるこのこめ油は100%天然食品成分。身体にやさしいだけでなく、肌なじみがとても良くいつまでもベトつかないところも最高です。貴重なダマスクローズの香りがフェムケアにピッタリ過ぎて、初めてデリケートゾーンに使ったときに、この黄金色のオイルにわたしは感動してしまいました。絶対におすすめです。フェムケアで自分の大切なところを愛していきましょう!