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オーブス水物語

【Vol.45】東日本大震災で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

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 3月に起きた福島原発の事故が原因で大量の放射性物質が、未だに放出され続けていることが世界的な問題になっています。オーブスにも多くのお客様からお問い合わせをいただいていまして、ホームページ上で有効と考えられる対処法をご紹介しております。

 放射性物質は、大量に短時間に被爆することを避けられれば、必要以上に怖がる必要はないと考えられます。微量の放射性物質は、体内にも自然界にも必要な物質として存在しており、それらを処理・コントロールする機能は備わっているからです。
 水は大切な運び屋さん。良い水をしっかりと飲用することが、体の防御機能、排出力を充実するために最も重要なことです。

 オーブスでは、体にとって良い水の条件とは、いにしえの時代には自然界にも存在した生命を育んだ水、私たち動植物の生体内の水の姿にあると考えています。例えば、細胞周辺には、並はずれた密度とその安定性から、マイナス90℃でも凍らない水の存在があります。
 このことからも、普通水と生体水では、水としての本来の姿に大きな違いがあることがわかります。 私どもの研究でH2O水分子の結合力、大きさと密度に大きな違いがあることがわかってきました。
 また、水の良し悪しは、ミネラルバランスや配合量、酸素や水素の量、還元電位や酸アルカリで語られていますが、それはミネラルの働き、酸素の働き、水素の働きであって、純水としてのH2Oの良し悪しではありません。本来水は、H2Oでイオン的にもペーハーも完全に中性で安定しているものです。例えば、腸の細胞間液は弱アルカリですが、中性の水の中に、含まれている物質のアルカリが多いということであり、水がアルカリ水であるということではないのです。

 つまり、水の良し悪しを考えるときは、水から一切の不純物を取り除いた状態で判定する必要があります。
 私たちの生体水は純粋なH2O水分子が細かく、分子間の結合力、密度が高く安定しています。 普通水は、含まれている不純物を取り除き純粋なH2O水分子だけになると、分子間に隙間ができて、表面張力も低くなって不安定になり、空気中の物質をどんどん溶かしこんであっという間にペーハーが変化してしまいます。
 オーブスでは、生体水の研究から、純水の密度を上げて安定させ、生体水レベルの水に整えることに成功し、水製品の開発を行ってまいりました。そのことから遺伝子研究の研究用として使われてきた実績を持ちます。

 私たちの体にも本来は普通水を生体水に整える機能がと備わっており、飲んだ水が十二指腸の腸壁を通過するときに生体水に整えられるのです。しかし、現代ではストレスや化学物質などの影響から、その機能が弱っている方が多いようです。

 水は元気の源です!良い水をたくさん飲みましょう。

 次回は、同じ液体「水と油の違い」についてお話ししたいと思います。

岸 清美

岸 清美氏
1990年株式会社オーブス都市空間研究所設立、94年オーブス株式会社に社名変更。
現在、同社代表取締役。一級建築士。都市・地域開発を通じて自然科学・天然物理の実際、および「水」の不思議に触れ、水の研究開発事業の道へ。
現在、夢水肌シリーズなどの基礎化粧品のほか、ユーカリプタススプレーあそぶうぉーたーなど、水を応用した様々な開発を行っている。
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- オーブス水物語 - 2011年6月発刊 Vol.45

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