先日のことです。ふとキッチンにいる次男坊の方を見ると、ちょうど踏み台から落ちているところが、スローモーションのように見えました。「危ない!!」と思ったときには遅く、「うわ~ん!!!!」と大きな声で泣き出しました。「あーあー、落ちちゃったのね」といいながら息子に駆け寄ると、頭から大量の血が流れ出ているではありませんか。息子の頭の下に、割れたガラスが散らばっています。どうも、シンクの上に置いていた水差しを、わざわざ床に置いて遊んでおり、その上にあやまって踏み台から落ちてしまったようです。
「血のり」ということばどおり、べっとりと顔と服に血がついていました。頭からの出血は多いと聞いてはいましたが、実際それを見ると気が動転してしまいます。
幸いなことに、血はすぐに止まりましたので大事にはいたらなかったのですが、病院の診療時間外の怪我で、連絡をした病院からすべて断られたため、救急車での搬送と大げさなことになってしまいました。危ないものを手の届かないところに置き気をつけていたつもりなのですが、きのう手が届かなくても今日は届くという成長ぶりで、わたしの注意の先を越されたかたちになってしまいました。
瞬間瞬間成長し、できないことがどんどんできるようになり、「これは何かな?」「どうなるのかな?」と疑問のあることには、常に“即実践”の子どもたち。きのうも長男が、キッチンを卵だらけにしていました。「たこやきができるかなぁとおもって」と、卵を割りそこにお水や粉を入れて、ちょうどフライパンに火をつけようとしていたところでした(アブナイアブナイ)。
わが家の息子たちは、ただいま好奇心の塊でなんでもやってみたくてしょうがない盛りです。これからますます、たくさんのことにチャレンジをしてゆくことでしょう。どんなことを発見して学んでゆくのか楽しみであるのと同時に、まだまだ目の離せない時期が続くでしょうから、気を引き締めなければと思っています。
ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方
常務取締役
室長/管理部長兼
【Vol.49】流血騒ぎ
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