サイレントラブ
私の会社には、稀にこのような電話がかかってきます。「あの…2枚組CDのムーンラブソディを買った者ですが、2枚目のCDの音がでないんです。壊れているのでしょうか?」
前回ご紹介したムーンラブソディは、月シリーズ唯一の2枚組アルバムで、1枚目には、「愛と調和」をテーマにしたムーンラブソディ、2枚目は、音が聴こえないCD、サイレントラブが入っています。
音が聴こえないCDですから、もちろん再生をしても無音に感じます。だから、お客さまから時々、CDかデッキの不具合ではないかとお問い合わせを頂くのです。
実は、サイレントラブは特別な録音技術を使って、人間の可聴範囲でない音が収録されています。犬笛をイメージすると分かりやすいと思うのですが、犬笛は、人間には聴こえませんが、犬には聴こえる音を出すことが出来ます。このように、音は鳴っているけれども、人間が聴こえる範囲の音でない為、無音に感じます。
しかしながら、実際には音は収録されており、脳はその音をキャッチしていますので、病院や講義中など、音が流せないような場面で、月のテンポを使いたい時にとても便利です。
見えない、聴こえないからこそ
先日、絶世の美女に出逢いました。それはもう、会った瞬間に挨拶も忘れて見とれてしまうくらいの美しさ。ご両親ともに日本人ですが、フランス人形のようなお顔立ち。品があって、堂々としていて、オーラが違う!一瞬で彼女の魅力に引き込まれました。知り合ってしばらくしたある日、その魅力がどこから来るものなのか知りたくて、彼女に普段心がけていることを質問しました。すると彼女は、思いがけない言葉を口にしたのです。
「由季さん、自分に気を配るのは、外にいる時より、家にいる時よ。」
え????どういうこと???私の頭の中は「?」でいっぱいになりました。すると、彼女が微笑みながら、その理由を教えてくれました。
「外にいる時は、誰かに見られているという緊張感があるから、外見にも気を配るし、それだけで気持ちも背筋もピンと伸びるような気がしない?でも、家の中にいる時って、誰にも見られないという安心感があるから、つい自分のことが疎かになりがち。だからって、髪はボサボサ、破けたジャージを着てダラダラ過ごしていると、それが自分のオーラとなって外に出たときに出てしまう。外見は着飾れても、オーラは着飾れないでしょ?正直に出てしまう。」
なるほど…私は彼女の話しに引き込まれ、夢中で聴いていました。
「だからね、私は外ではあまりジュエリーをつけないけど、家の中では好きな物をつけるの。
そして、お姫様みたいな可愛い部屋着を着て、髪もしっかり梳いて綺麗にまとめておく。
とにかく、鏡で自分を見た時に、気分が高まる格好で過ごすわ。それが私にとっては大切なこと。」
まさに、目から鱗です。外見はメイクや服装で整いますが、その人が醸し出すオーラって、メイクも何もできないもの。普段からの意識が、結果となって出ているのだな~とやけに納得してしまいました。絶世の美女の口から聴くから、尚更納得(笑)
見えない所、聴こえない所で、自分がどう過ごしているかって、本当に大切なことだと思います。例えば、トイレの個室に入った時、綺麗なら綺麗なまま、汚れていたら自分が入った時より綺麗にして出る。誰も聴いていないからと言って悪口を言わない。綺麗な言葉を遣う。こういう日々の意識が、自分のオーラとなって出るのだと思います。
彼女と会ったその日、家に帰って一番初めにやったこと。それは、ネットで可愛い部屋着を探すこと(笑)
もちろん、自分だけの時間は唯一のリラックスタイムですから、気を張り過ぎることはありませんが、少しだけ意識してみるのもいいかなと思っています。可愛い部屋着を知っている方、是非教えてください(笑)
片岡 由季
片岡 由季氏 武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。 その後、玉川大学英米文学科に編入。 前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。 2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。 現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。 |
ゼッテン・116 高周波をスピーカーから発信し、付属の可聴音CD(テンポ116の音楽)を流すことで潜在能力の活性化を図ります。 |