2014 年8 月25 日(月)新月の夜、弊社六本木オフィスにてストーン・コンシェルジェ みたけさやかさんのトークライブが開催されました。前月のワークショップに続き2回目となる新月のイベント。この回では、宝石やパワーストーンなどその違いを生むもの、そして石との付き合い方について、さやかさんと参加者とで話し、体験しました。その様子を紹介します。
ずばり、宝石とパワーストーンの違いとは
参加者のお一人が持参してくださった石。大切に扱われています。
実は、宝石もパワーストーンと呼ばれる石も、鉱物としての違いはないそうです。では何が違うかというと、それを扱う人がその石をどのように見ているか。宝石と呼ばれる石であっても、それを扱う人が特別なエネルギーを見出せば、パワーストーンとして存在し、見た目の綺麗さに特化すれば宝石として存在します。パワーストーンと呼ばれる石であっても、そこにパワーをもたらすのは人の見方です。実際、同じ石であっても、ただのビーズとして売られるかパワーストーンとして売られるかで、全く違う値段がつくこともあるそうです。
宝石と他の石の違いとしては、見た目の綺麗さに優れているという点があります(何を綺麗と判断するかには個人差がありますが)。さやかさんいわく、宝石は「澄ましている」感じ。綺麗という以上のものを感じるのが難しい、という傾向があるそうです。逆に、パワーストーンと他の石の違いとしては、エネルギーを感じるのが容易という点があります。
石が示してくれるもの
石と向き合うときに面白いのは、抽象概念を具体的に表すことができるということです。たとえば「頑張る」という概念。この概念を石で表すとしたら、ある人にとってはダイヤモンドであり、ある人にとってはサファイヤである。同じ種類の石でも、色、形、質感、光り方などは千差万別。言葉の上では同じように思える抽象的な概念の、自分と他人との違い、さらに自分の中での変化などを、石の力を借りることで具体的に把握することができるそうです。
石は、一見変化しないように見えますが、変化する存在です。日光にあたったり、水を浴びたり、時間が経つことによる、物理的な変化もありますし、自分の見方の違いによる変化もあります。さらに、面白いのが、石自身のエネルギー的な変化。信じるか信じないかは自由ですが、そういった変化も含めた方が、より石との付き合いを楽しめるのではないでしょうか。
石を身につける際は、とにかく自分が何を選びたいのかが重要です。決められない、迷ってしまうときは、誰かのやり方を真似るのもひとつの手です。ただ、あまり慣れていない人の場合は、たくさんの石を一度に身につけることは避けた方が良いそうです。あまりに石の数がありすぎると、自分が何を感じているのか、受け取るのが難しくなってしまうそうです。
共時性から生まれるもの
直感で、自分の石を選びます
トークライブの最後に、それぞれ違う石が封入された人数分の封筒が用意されました。その中には、石と一緒にその石の意味が記されたカードと、ひとつひとつ違う質問が入っています。参加者全員が、直感で、それぞれの封筒を選び、自分が選んだ石と質問を全員で共有します。
ダルメシアンジャスパーという石を選びました
ここで面白いのが「共時性」。今このとき、このメンバーだからこそ生まれてくる感じ方、言葉があります。ちなみに私は、他の方が選んだ質問には答えられるのに、自分が選んだ質問だけが、自分にとって答えが出てこないものでした。選ぶべくして選んだというか、この答えを探すことが今の自分にとって必要なのだろうな、ということを明確にしてもらえた時間でした。
詳細は未定ですが、今後も同様のイベントを開催予定です。一人でも多くの方にぜひご参加いただきたいと思います。詳細確定次第、弊社セミナーページでご案内いたします。詳しくは「かえる組セミナー」でご検索ください。
<らくなちゅらる通信編集部 河村>
講師: みたけ さやか さん 幼少から芸術、10 歳から心理学に傾倒。色彩心理、カウンセリングスキル、ヒプノなども習得。幸福や成功を求める人の多くが、何故そうなれないのかを追求し、心の骨組みを独自の視点から「insight logic」として編纂。楽しく自分と向き合える人を増やすためのツール提供の会社を経営。石の色彩とテクスチャーで心の顕在化を行うメソッドを持ち、心をサポートする天然石アクセサリーの制作、各種セッションも展開中。 THE HUFFINGTON POST(朝日新聞社)公式ブロガー。 http://huffingtonpost.jp/sayaka-mitake/ (Twitter @mitakesayaka) |