体温が低いと病気になりやすいということが、ある程度、常識化してきています。
医学者の安保徹先生は「体温が1度下がると免疫力が30%ダウンする」と以前から低体温の弊害を警告していました。
先生は穀物主体で食生活を送る重要性についても先がけて提唱され、その功績はマクロビティック普及の大きな礎になりました。
そのためか、最近、体温をあげる「温活」がひとつのブームになり、特に夏に有効ということも少しずつ知られ始めました。
夏に温活をおこなうと、根本的な冷えの改善につながることも医師の間でも秘かに認識が進んでいるようです。
夏の温活は「貧血対策」から
また、冷えを引き起こす原因が貧血にあることもわかってきており、夏の温活には貧血対策も欠かせません。
貧血対策といえば、ミネラル補給。
海に囲まれた日本では伝統的に海藻を食することでミネラル不足を補ってきました。
海藻といっても貧血には特に鉄分が多い「ひじき」が有効とされています。
気をつけたいのは、そのひじきも時代の流れと共に栄養に変化が出ているということ。
ひじきは海から収穫した後に鍋でボイルするのですが従来は鉄鍋が主流だったところ、最近はステンレスの鍋が中心になっておりステンレス鍋でボイルしたひじきでは分析した時に鉄分が大幅に減少していることが、最近になって明らかになっています。
鉄分補給を考えるなら同じひじきでも、きちんと鉄鍋ボイルをしたものを食べることが肝心になります。
ひじきは、海の波打ち際に生息し波の満ち引きにつられて昼間は太陽の光にさらされるものの、夜は海水にどっぷりつかって冷やされるので、寒暖差の激しい中を生き抜くところから、ひじきを食べていると血管が強くなるとおばあちゃんの知恵袋として伝承されています。
毎日ひじきを食べることは貧血対策、ミネラル不足解消にとても有効です。
食べる量は一日わずかで構いませんが、毎日常食することで、大きな冷え対策になるでしょう。
もう一つのポイントはよく噛むこと。
最近はバランスが崩れた食生活を続けることで胃腸の機能が低下している人が増えています。
せっかく栄養豊富なものをたくさん食べても正しく消化吸収することができないのです。
でも「良くかむ」ことで消化吸収を大幅に改善させることができます。
噛むことはタダ(無料)なので、いつでも、どこでも、どなたでもすぐに実践可能です。
温活もコツコツが大事、毎日の海藻が不足しがちなミネラルを補強してくれます。
女性はどうしても貧血になりがちで、鉄分不足は命にかかわるお話なのですが、日本では行政的なフォローは何もありません。
せいぜいお医者さんに相談すると鉄剤を処方してもらえる程度です。
そして、その鉄剤は、たいていが豚の血です。
どうも豚の血は、ヒトには吸収されにくく、肝臓にたまる事例も報告されており不気味です。
貧血対策のみならず、夏にコツコツ体を温めておくことで、体質が改善されて翌春のアレルギーや花粉症が劇的に改善されることもあり、体調の好不調にかかわらず、夏バテ解消の意味も含めて、今年は夏の冷え対策を真剣に考えましょう。
弊社には毎日ひじきを食べることがむずかしい方向けに開発した「元気鉄分(ひじき)の素」があります。
特殊製法で微粉化していますので、どなたにも吸収しやすいです。
ひっそり販売してきましたが、なぜかベストセラーアイテムです。
それだけお困りの方が多いということでしょうか?ナツ、テツ、ひじき、とご存じない方には教えてあげてください。