入社してからしばらく、私はおそらくスタッフのなかで一番ジャンクな食事をしていました。いつもコンビニで買ったコーヒー牛乳を飲み、仕事のときはガムをたくさんかむ。野菜はほとんど食べず、ハンバーガーなどのジャンクフードが大好きでした。先輩方にいろいろ注意を受けましたが全然直らず、ひどいありさまでした。しかしながら、ちょっとしたことでその習慣がガラリと変わり、生活習慣がよくなったのです。
昨年の夏ごろ、ジャンクな食生活のせいもあってか、ふとお腹まわりが気になり始めました。「若いうちからお腹をぷっくりさせたくない!」と思い、筋トレをしようと決めました。とはいっても、筋トレはしんどそうだし、モチベーションを維持しにくそうだと思ったので、お風呂のあるジムに行くことにしました。毎日銭湯に行く感覚でジムに行けば、ついでに筋トレも続くんじゃないだろうか。そう考え、あまり身構えずにジムに行くことにしました。
最初こそお風呂でリラックスすることが目当てでしたが、実際に筋トレをしてみると、これが非常に奥深いものでした。ちゃんと筋肉をつけようと思うと、ジムで鍛えるばかりではなく、食事や健康にも気をつける必要があるとわかりました。脂肪を減らすために、毎日の飲み物はコーヒー牛乳から緑茶に変わり、市販のガムは腸によくないので、代わりにバナナやほうれん草、サラダをつまむようになりました。ジャンクフードは食欲を過剰に増やしてしまうので食べなくなり、最近は少しずつ家で料理をするようにしています。その効果もあってか、以前からあった疲労感や集中力が続かない問題、肌荒れなどがだいぶ良くなりました。
とりあえずお風呂を満喫しながら筋肉をつけるつもりが、いつのまにか健康にも気をつけるようになり、生活が大きく変わったことに非常に驚いています。「痩せよう!」「筋肉をつけよう!」と意識を高くしすぎなかったのが良かったのかもしれません。自分が続けられそうな楽しいことの「ついでに」と考えると、いい方向に進みやすいのかなと思いました。
この「ついでに」思考を使って、次は読書を習慣づけられないかなと思っています。本は好きなのですが、今はなかなか読書に時間を割けておらず、読めていない本が溜まってきている状態です。ジムではランニングマシンでウォーキングをしているのですが、その「ついでに」本を読めたらいいなあと考えています。
なにか習慣を変えたいと思ったときにはとりあえず「ついでに」思考を試してみると面白いかもしれません。
制作チーム
齊藤 祐史(さいとう ゆうし)
2018年入社。制作チームでWebサイトのデザインを作ったりしています。趣味はB’zのライブ鑑賞、アラビア語。新しいもの好きで、面白そうなことを日々試しています。。