私たちの体は食べたものでできています。そして、食べ物の元を辿ると植物にいきつきます。植物は太陽の光と水から光合成をして自身のエネルギーを作り出しています。地球上の生物のなかで、植物だけが酸素や二酸化炭素、糖をつくり出す機能を持っているのです。つまり、人も動物も地球上のすべての生物は、植物に依存することで生きることができ、いのちを繋ぐことができているのです。それは植物が動物の母といわれる所以です。また生物学的にも、動物は植物から変形した産物とも捉えることができます。例えば、動物の血液中にあり酸素を全身へ運ぶヘモグロビンと、植物が光合成で酸素を発生させるクロロフィルは構造的にも似ています。
健康に良い食べ物についても、研究が進んでいます。最近よく聞くポリフェノールやフィトケミカルなども発見されてきた物質です。これらは世界中で伝統的に食べられてきた食品のなかに含まれていることが多く、研究が進むにつれて、それらがなにかしらの健康効果を持っていることがわかってきたのです。タンパク質についても、動物性タンパク質よりも植物性タンパク質のほうがアミノ酸スコアが高く、健康に良いというデータが出ています。
再発見、ざくろの可能性!
近年注目されてきた栄養素のひとつにコラーゲンがあります。肌や骨格に必要なたんぱく質として重要視され、技術の進歩により、魚や豚などの動物性食品の残差から加工した動物性コラーゲンが一般的に出回るようになりました。コラーゲンは年齢とともに不足しがちな栄養素であることから、最近、食品として意識的に摂っている人が女性を中心に増えているようです。
経済が優先の社会では、経済効果が見込めないと研究が進みません。儲からない地味な食品の研究は、儲かりそうな食品に比べてなかなか支持を受けにくいのです。しかし、いま伝統的に食べ続けられてきた食材が見直され、研究が始まっています。例えば、ざくろには女性ホルモンのバランスを整えるエストロンという物質が含まれており、長い間女性に愛され続けてきました。最近では、エラグ酸という物質も発見され、その健康効果が高まることがわかってきました。テレビでも報道され、一時はざくろ製品が品薄になるほどの話題となりました。そんななか、弊社が自信を持ってお勧めする「ざくろジュース」をご紹介します。
このざくろジュースは、オーガニック先進国のジョージアで作られています。ジョージアといえば、ワイン発祥の地としても有名です。アメリカのジョージア州と勘違いしそうですが、ヨーロッパとアジアの境界に位置する国です。美しく自然豊かなジョージアのワイン生産の中心地であるカヘティ地区に広大な自社農場を営み、ざくろを含む20種類以上の果物や野菜、ハーブが有機農法で栽培されています。
このざくろジュースは、水分を飛ばすことなく、ざくろだけを原材料としています。加水は一切おこなわず、本来の風味や栄養素があますところなく詰まっています。また、コールドプレスという特殊な製法で作られており、熱によるダメージを最小限に押さえ、栄養成分を大切にしています。そのまま飲んでも美味しく、遠心分離器や高速ジューサーで作られる一般的な製法とは違って品質が高く、お勧めしたい逸品です。
多忙でストレスが溜まりがちな現代人にとって、このざくろジュースは必須の栄養素をたっぷり含んでいます。特に女性の健康にも良い栄養をもたらすことでしょう。ぜひ、天然の素材が持つ味わいをご堪能ください。
私自身が子どものころ、山で自生するざくろを食べたことがあります。そのさっくりかじったざくろの感覚が、このジュースで蘇ります。ジョージアの豊かな自然の力を感じながら、健康な毎日を送りましょう。