<材料> 18枚分
・お菓子の米粉…150g
・アーモンドプードル……50g
・甜菜糖(粉末タイプ)…50g
・ベーキングパウダ…小さじ1/2
・自然塩……小さじ1/4
・レモン表皮すりおろし…1/2個分
◎山椒サブレフレーバー
・実山椒…15g
・粉山椒…小さじ1/8
・無香ココナッツオイル…60g
・太白ごま油…20g
(または菜種サラダ油)
・豆乳…30g
◎ゴールデンマサラフレーバー
・ターメリック…小さじ2
・カルダモンパウダー…小さじ1/2
・シナモンパウダー…小さじ1/2
・バオバブフルーツパウダー…小さじ1/2
<つくり方>
調理時間:60分
*オーブンを160℃で予熱しておく
①フードプロセッサーに(A)と(B)山椒フレーバー、または(D)ゴールデンマサラフレーバーを入れ攪拌し、(C)を加え、さらに攪拌して生地を作る。
②生地をビニール袋に入れ棒状に成型し、ナイフで18枚にスライスする。
③160℃のオーブンで25分焼き、110℃に温度を下げて、さらに30分しっかり乾燥焼きして完成。
*米粉のクッキーは完全に焼き切ることがとても大切です。小麦粉使用のクッキーとの大きな違いです。しっかり乾燥焼きして水分を蒸発させることでサクサク食感に仕上がります。
*ゴールデンマサラサブレは全工程をビニール袋の中で作ることができます。その場合、(D)は事前に軽く混ぜ合わせておいてください。
使用食器:森修焼 NEOZYU ミルキーホワイト
謹賀新年
善いときも苦しいときも、感謝の心を忘れず地球のすべての人々と宇宙全物の幸せをお祈りします。本年も『誰もが囲める平和的食卓の実現』を目指し発信を続けてまいります。
敗戦後77年になる本年。1945年(昭和20年)当時の日本の風景を検索してみました。当然モノクロ写真なので、スマホで動画を観る現代からすると遥か昔のように感じますが、亡き父は当時15歳。生前は暮しの手帖社の「戦争中の暮しの記録」を片手に戦禍を生き延びた体験を度々話して聴かせてくれました。モノクロ写真で観るのとは違い、父が語るその肉声は、生々しいカラー写真並みのインパクトで幼少期の私は多大な影響を受けました……。空襲を気にせず電気を灯し食卓を囲めることや子どもたちにお腹いっぱい食べさせてやりたいこと、無駄死にはさせないこと、これらは当時の日本中の願いでした。ほぼ実現できた現代に於いて、戦争体験を肉声で聴けることも無くなりつつありますし、それで良いのだと思います。
わが家のリビングには「戦争中の暮しの記録」が飾ってあります。いつか次男がふと手に取り、質問してくれる日のために。
太平洋戦争で生まれた孤児は約12万人。そのうち浮浪児は約3万5千人。現在進行中の戦争は昔とは形式が変わりましたが、現代の我々の意識変革で、ぐれんとひっくり返せると思います。(辻褄合わないことだらけですが!)そのためには、まずは自分の内面から目に見えない部分の純粋化を加速してゆくこと。
さて、以下は読み飛ばしてください。トーンがぐれんと変わります。
笑い話のようですが、私の純粋化の加速は「夫を命懸けて幸せにしようとしているか?」と、毎朝自分に問いかけること。ここだけの話、実は旧年末に一方的な熱烈告白を受け、女性としては一瞬嬉しかったのですが、問いかけのお陰で素直に嬉しい感情を楽しんで終了。続編のエピソードは次号で。
新春から料理と無関係な話にお付き合いくださり感謝です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。