元気な人は、ストレスにしない
(電車の中)
「ギャー、ギャー」
「あの赤ちゃん、やかましいなあ。」
「おまえなあ、赤ちゃんは泣くのが仕事なんやから、しゃーないやん。いつもそうしてイライラしてるから、調子が悪くて、病気がちやねん。赤ちゃんがストレスやない、自分が勝手にストレスにしてるんやで。ストレスはなあ、血管を収縮させて血行を悪くし、体を冷やすから、病気の根本原因になることが医学的に解ってきてるねんて。見てみーや、オレみたいに考えたらストレスになれへんから、いつも元気やろ。」
「ほんまやなあ、おまえいつも元気でイキイキしてるもんなあ。」
「そうやで、要するに『康やかな心が健やかな体を作る』っていうことや。こう考えると、『健康』って、そんなにむずかしいことないんや。」
「なるほど、これがよく言う『病は気から』っていうやつやな。オレもものの考え方を変えてみるわ。」
「楽天家」になろう!
「おまえ、『楽天家』の意味、知ってるか?」
「何も考えんと、気楽に生きている人ちゃうの。」
「それはただの『なまけ者』や。『楽天家』ちゅうのは、『天の下、つまり日常を楽しむ人』っていう意味なんや。ストレスの話にもあったように、出来事には『善』も『悪』もあらへん。勝手に自分が決めてんねんから、善に決めた方が『楽しい』し、『幸せ』やんか。そうやろ。」
「そりゃーみんな『幸せになりたい』って思って生きてるけど…。」
「ちがうねん、『幸せになりたい』『幸せにしたい』って思ってても幸せにならへんで。ただ『幸せでいる』ことを選んで、今を幸せにしてしもたらええねん。」
「よう、分かれへん。意味が。」
「具体的に言うたら、四畳半一間でも『幸せでいる』人もいるし、大豪邸でも『不幸せでいる』人もいるやろ。つまり『幸せは自分が決めるもの』で、これが『生きる秘訣』なんや。」
「なるほど、みんな人の目ばっかし気にしてるもんなあ。」
「そうや、キーワードは『自分が楽しむ』やで。『楽しく』やったことは必ず身につくし、『イヤイヤ』したことは、ストレスがたまって、心や体に悪いだけなんや。」
「忘れる」と「手放す」は違う
「『楽天家』になりたいけど、なんでなかなか変わられへんのやろ。」
「うん、それはな、今までの自分(過去)にものすごい『投資』をしてきたからや。お金・物・考え方・こだわりなんかやけど、もったいのうて、もったいのうて、『手放す』ことがでけへんねんな。そやから、変られへんねん。」
「そうやなあ、変わるということは今までの自分を否定してしまうことになるもんなあ。」
「今のままでええんやったら、変わる必要はないけど、今を楽しむ『楽天家』は心がオープンやから『気づく』チャンスが多いんや。それで、変わればええことがあるって知ってるから、気づいたら素直に変えようとするねん。」
「なるほど、過ぎ去った過去をクヨクヨしてても、な~んも変われへんもんなあ。」
「そやで、『忘れる』必要はないけど過去の投資なんて『手放し』てしもたらええねん。そしたら、『本当の自分』に必ず巡り逢えるんや。『ウワァー、オレってほんまはこんなにええやつやってんや』って。」
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執筆 プレマ株式会社 企業様コンサルティングチーム 山口 勝弘 |