累計122万件出荷!自然食品・自然療法・エコロジー・らくなちゅらる提案サイト

地底人通信

代替療法機器メーカーである経験から隠された心の力について、面白くやさしくお伝えします。

株式会社マインド・クラフト オーナー

高尾 司

IT 業界に 40 年勤務と同時に代替医療の先生のための機器製作を長年おこなう。国産 ラジオニクス装置の設計を担当。種々の経験をふまえマインド・クラフトとして心の力を 拡張する機器を製作。海外の研究者との交流も続くプロ注目の会社。近ごろはノマドで、 鎌倉、千葉、福島、石巻、気仙沼を点々としている。

極端なポテンシーのホメオパシーについての科学的考察

投稿日:

最初にお断りしておきます。この記事はホメオパシーを否定したものではありません。ホメオパシーとは、1796年にドイツの医師ハーネマンによって提唱された代替療法で、「同種療法」とも呼ばれています。病気を引き起こす物質を非常に希釈して使用することで、体の自然治癒力を高めるとされています。ホメオパシーを含むボトルは、私が関わっていたニューライフリメディ療法でも使われていて、適切に人体にかざすだけで劇的な効果をもたらすことさえあります。

現在のホメオパシーでは、200Cとか1Mとか高い希釈度(ポテンシー)のものが使われています。200Cとは100の200乗(10の400乗)のことです。みなさんが大きい数字の単位としてご存じの「無量大数」は10の68乗以上だと一般的に言われています。これからお伝えするのは、桁数の多い数学の計算です。わからない方は「つまり」まで飛ばして結論だけ読んでいただいて構いません。

思考実験をしてみます。コップに入れた180c‌cの水を海に注ぎます。世界中の海をよくかき混ぜたとして、その海水をコップにすくいます。元のコップの水はどれくらい入っているでしょうか? 計算してみましょう。

海水の総量はおよそ13.7億立方キロメートルといわれています。コップが180c‌cとすると、水の分子量は18‌g‌/モルなので、180c‌c(180g)なら10モル。1モルはアボガドロ数である6.02×10の23乗なので、コップの中には6.02×10の24乗個の水分子があることになります。すると、「コップの水の分子の数×(180c‌c/13.7億立方キロメートル)」を単位をそろえて数式にすると、
6.02×10の24乗×(1.8×10の2乗/1.37×10の24乗)=7.91×10の2乗=791

つまりコップ1杯の水を海に流してすくうと、ざっくり10の22乗分の1に薄められ、コップには元の水分子が791個も残ります。

これが希釈の現実なのです。地球上の水は循環しているので、作ったホメオパシーの水と希釈に使っている水とは関係ないわけではなく、影響があるはずです。コップ1杯の水を海で希釈しても10の22乗程度にしか薄まらないのに、200Cの希釈など、どうやって作ればいいのでしょうか。希釈したつもりであっても、水の純度が問題になることは明らかです。ホメオパシーのように現物質を入れて希釈し、どんどん希釈度を高めていけるなら水に混ざった不純物の影響が当然クローズアップされてきます。それはラジオで弱い電波が雑音にまぎれていくのと同じことです。もちろん、ここではホメオパシーの考え方を全面的に肯定していて、水に波動が残ると考えており、現物質の有無は問題にしていません。

さらに困ったことに非常に純度の高い水、超純水はホメオパシーを作るのには向きません。これは私達の実験で明らかになったことですが、ダイナマイゼーションをおこなっても情報を保持しないのです。ホメオパシーの開祖、ハーネマンが川の水を使ったことは成功の大きい一因だったのです。

つまり、200Cのホメオパシーですら、この理由で物理的に作ることができないのです。しかしながら、これらの製品は市販されています。ホメオパシーのメーカーがどのように高希釈度の製品を作っているのかは説明しないと思います。

前号で紹介したようにマルコム・ラエは、ラジオニクス装置という特別な装置でホメオパシーを作ることに成功しました。エネルギー(波動)を扱う技術によれば、どれだけ高希釈度のホメオパシーでも作ることができます。私のところでは同様の技術を用いて、ホメオパシーやフラワーエッセンスを作る機器を製造・販売することができたのです。未知の世界であっても、科学で真相がわかる一例です。

- 地底人通信 - 2024年8月発刊 vol.203

今月の記事

びんちょうたんコム

累計122万件出荷!自然食品、健康食品、スキンケア、エコロジー雑貨、健康雑貨などのほんもの商品を取りそろえております。

びんちょうたんコム 通販サイトへ