ツキを呼ぶ人の言葉
「遅くなってすみません!集荷にお伺いしました!」
これは、皆さんにお届けする大切なCDを集荷に来てくださる宅配業者さんの言葉です。うちを担当してくださっている方は何名かいらっしゃるのですが、その中でも、いつも元気で、必ず何か一言かけてくれる感じの良い方がいます。少しでも遅くなれば「遅くなりました!お待たせしてすみません!」。何もない時でも、「いつもありがとうございます!」や「今日もいいお天気ですね!」とこちらが和むような言葉をかけてくれます。この方が来る度に、母は「言葉って本当に大切よね。
その人が発した一言で、遅れたことが気にならなくなったり、気持ちが明るくなったりするのだから。」と感心したように言います。
何気ない言葉が…
母のこの発言から”言葉”というものを意識し始めた頃、結婚を間近に控えた友人からこんな話を聞きました。
結婚パーティーの案内をしていた時のこと、使う言葉の違いでこんなにも人の印象が変わるのだと痛感した出来事があったそうです。
Aさんとの会話
友人「○月○日に結婚パーティーがあるんだけど、是非来てくれない?」
Aさん「もちろん!呼んでくれてありがとう!本当に楽しみ!」
Bさんとの会話
友人「○月○日に結婚パーティーがあるんだけど、是非来てくれない?」
Bさん「あ~、今のところ大丈夫。何も入らなければいけると思うよ!」
さて、この違い、いかがでしょうか。AさんBさんともに、参加の旨を友人に伝えているわけですが、だいぶ印象が違いますよね。
「今のところ?何も入らなければ?じゃあ、何か入ったらキャンセルされてしまうのかしら。」と友人はとても不安に思ったと言います。
もちろん、Bさんに悪気はないと思います。正直な方ですよね(笑)。でも、このような言葉を使った結果、相手に不信感を持たせるきっかけになることもあるのです。
さすがの私も驚いた余計な言葉
”さすがの私も”なんて書くと、私がとっても温和に聞こえますが…(笑)。私としては驚愕した出来事があったのでお話しさせてください。
ある某有名ホテルに電話で問い合わせをした時のこと。色々と細かく質問をし、また何かあった時の為に電話に出てくださっていた方のお名前をお伺いしたのです。すると「はい。先ほどもお伝えいたしましたが、私○○と申します。」という言葉が返ってきたのです。さらっと文字に書くとそれほどでもないのですが、聞いている私からすると大変ショッキングでした。要するに「さっきも言ったけど聞いてなかったの?仕方がないからもう一度言ってあげる」こんな風に聞こえてしまったのです。(私の性格が曲がってます?笑)「はい。私○○と申します。」で良かったのではないかと思うのは私だけでしょうか…。
仕事が順調な方、家庭円満の方など、ツイてる人は、やはりツキを呼ぶような素敵な言葉を使っています。そして、余計な言葉は使わない。これってすごく大切なことだなと実感しています。私も気をつけます(笑)。
片岡由季
片岡由季氏 武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。 その後、玉川大学英米文学科に編入。 前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。 2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。 現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。 |
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