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オディの農業日記

羽鹿 秀仁 (はじかひでひと)

サラリーマン、経営コンサルタント、青年海外協力隊の隊員として中米のニカラグア、パナマで5年間活動後、ネットワーク『地球村』というNPO団体のスタッフとしてアフガニスタン支援に3年関わり、2006年から三重県名張市赤目で農薬を使わない農業を始める。

【Vol.17】オディの農業日記 第10回

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みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

私事ですが、12月7日に結婚しました。結婚すると言うことは新しい家族ができて愛しいもの、守るべきものが増えると言うこと。互助互譲(ごじょごじょう)の気持ちでお互いに助け合い、譲り合って暮らしていければと思っています。

11月に二人の出会いのきっかけとなったご夫婦のところに挨拶に行きました。お二人のなれそめの話を聴いていると、私と妻が出会った過程でたくさんの出会いと偶然があり、その一つでも欠けると二人は出会わなかったかもしれないと気付き、全ての人や出来事に感謝の気持ちが湧いてきました。

もしあの時、あの人に出会わなかったら、
もしあの時、あの場所に行かなかったら・・・・
でもこれは結婚だけではなく、今、自分が存在していることも全てがつながっている結果であり、全てのものに心の底から感謝の気持ちで一杯です。

自分の人生 45年
日本の歴史 1万年5千年(縄文時代から)
人類歴史 500万年
生物の歴史 30億年
地球の歴史 45億年
宇宙の歴史 150億年

その長い、長いつながりに感謝すると同時に、これからもその命のリレーをつなげて行くために自分ができることを続けていきたいと改めて決意しました。

結婚式は身内だけで簡素に行いましたが、結婚の記念募金をすることにしました。募金先は日本熊森(くまもり)協会。ここは日本の自然を子供たちの世代に残すための活動をしており、その象徴として熊の住める森を残したいという思いで名付けられまた。

私も妻も代表の森山先生の講演を聴いて涙が止らないほど感動しました。自然を破壊して、自分たちの未来を破壊している大人に対する子供たちの辛い気持ち、それを乗り越えて自分達で未来を守って行こうという子供たち、子供たちに勇気づけられて活動を進めて行く森山先生(くまもり協会の代表者です)やその仲間たち。少しずつ活動が広がり、希望が生まれて行くたくさんの人にぜひ知ってもらいたい活動です。

アメリカの作家、オー・ヘンリーの短編に「賢者の贈り物」という私の大好きな話があります。とても仲がいい夫婦が相手にすてきなクリスマスプレゼントをするために自分の一番大切な物を手放すという話です。

「日本熊森協会に募金させてもらうこと」を通じて、未来の子供たち(将来生まれてくる自分達の子供も)に希望を伝えようとすることで、私も妻も相手にとって一番素晴らしい「賢者の贈り物」をすることができたと思います。

ご興味ある方はぜひ日本熊森協会の活動をご覧下さい。

特定非営利活動法人 日本熊森(くまもり)協会
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町1-4
電話0798-22-4190
HP:http://homepage2.nifty.com/kumamori/

命を育む『羽鹿さんの黒米』はこちら >>

- オディの農業日記 - 2009年1月発刊 Vol.17

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