「自分がお母さんのお腹の中にいたときの記憶がありますか?」
最近、池川明先生の胎内記憶に関する本を何冊か読んでいます。赤ちゃんって、何もできず何も知らず、大人が教えてあげなくてはならない存在って思いがちではないでしょうか。でも、それはとても赤ちゃんへ失礼なことでした。
『ママと、生まれるまえからお話できたよ』という本があります。胎内の赤ちゃんがお母さんへのメッセージを、絵や文字を使って伝えている様子がかかれたものです。そこには、何も知らない赤ちゃんではなく、気持ちのふさいでしまったお母さんを元気づけ、どうやって自分は生まれたいのかの意志を伝えている、立派な一つの「生命」であり「人格」がありました。
赤ちゃんは受精してから、地球で生命が誕生したときからの進化を胎内でするわけですから、そこでの絆は紡ぎ方次第でどんなにか強いものになるでしょうか。
赤ちゃんは、頭を下にしてお母さんのお腹の方を向き、お母さんがお腹を見たときには目が合うようにして、胎内にいるといいます。赤ちゃんからの発信されていることを敏感に感じとるこはお母さんにしかできない、とても重要なことです。そこでお母さんも子どもとの関係を学んでいくのだと思います。
今、子どもとの関係に悩みその解決のための書籍やセミナーがたくさんあります。この原点は、実は胎内時の関係からくるものかもしれません。そう思うと、私は胎内の赤ちゃんの想いを感じとれるお母さんでありたい。と思うのです。