「(食事に)小麦やお砂糖が多くないですか? 冷たい母乳しか出てきませんね・・・・・・」と、おっぱいマッサージに定期的にきていただいている助産師さんに言われてしまいました。そうなんです。マッサージの直前までの1週間、おいしいパンケーキやクッキーをいただき、欲望のまま食べてしまっていたのです。母乳がとても冷たくなっていた原因を、ピタリと言い当てられてしまいました。どおりで次男坊のうんちの出が悪くなっていたはずです。飲んでいる母乳が次男坊のおなかに厳しい、とても冷たいものになっていました。
長男の時にはとても食事に気をつけていたのですが、どうも次男坊になると気持ちにゆるみがでて、小麦やお砂糖、乳製品に動物性の食事をついついしてしまっていました。その結果、次男坊のうんちは出にくくなったり、べとりと粘性が高くなったり、酸化した色になることがありました。離乳食を食べ始めているとはいえ、やはり母乳はまだまだ次男坊の身体をつくる基本ですから、わたしの暴飲暴食で子どもの健やかな成長を阻害してしまっていたことに、今回はいたく反省をしました。
次男坊の不調を、「なんだかこの子、うんちの出がよくないのよ」とか「この子、最近少しぷつぷつがでちゃって」という表現をしがちなのですが、赤ちゃんは何も悪くないんですよね。母親の不摂生で、母乳の質が低下してしまっているから起こっていることなのです。母乳育児とは、母乳をただ子どもにあたえておけばいいのではなく、質のよい母乳をあたえることが肝心です。そしてその母乳の質は、母親が口にするものやストレスなど、母親がすべての鍵をにぎっています。大切なことにもかかわらず、その場の欲望に流されてしまい、ないがしろにしてしまいがちです。
“もっと自覚しなければ”と、「ブラックジンガー」と「梅醤番茶」を飲み、わたしの身体をあたためてゆくと、次男坊はとてもきれいなうんちをすぐにするようになりました。赤ちゃんのうんちは、とても正直です。次男坊へのおっぱい生活も、もう後半に入りました。おいしい母乳をたくさん飲んでもらい“おかあさんのおっぱいはよかったなぁ”という思いをのこしてやりたいと思います。