<材料> 1人分
・メープルシロップ…大さじ1と1/2
・純ココア……………大さじ1と1/2
・熱湯…………100cc
・自然塩………ふたつまみ
<つくり方>
調理時間:5分
①まずは熱々に温めたカップに分量のメープルシロップ+ココアパウダーの順に入れて練り混ぜまず。
②グラグラに沸騰したお湯100ccを注ぎます。濃厚に感じますが、まずはこの濃度で。ここでひと口お味見を。(いける!)
③塩をひとつまみ加え、また味見。(なんと!)
④ここからが重要です。心の中で「ミルクココア」の味を思い出してから、さらに塩をひとつまみ加え混ぜます。(旨すぎる!)
使用食器:森修焼 コーヒーセット・スプーン小
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『京都府亀岡市に移住して4ヶ月しか経たないのに、何故か52歳になったの。ええ。とても元気よ。きっと25歳の間違いだと思うわ。来年はきっと35歳よ。再来年は45歳なの。あらやだ! 次は55歳だわ。可笑しいわね。追いついてしまったわ。逆サバって怖いわね。65、75、85、95歳を駆け抜けたら、一気に6歳に若返るわよ。ジェットコースターのようだわね。大丈夫かしら。そして10年後には26歳よ。パラダイスだわ。3歳年下の夫はどうかしら。やだ困ったわ。95歳よ。』
この逆サバゲームは国籍・性別・信条・立場の違い・パートナーの有無を超え、無料でお楽しみいただけます。(いつかこのサバゲーアプリを開発したい)
今月はサバゲーのお供に最適な『お湯だけココア』をご紹介します。ココアは18世紀に、ご存知オランダのバンホーテンがカカオから油分(カカオバター)を分離し、粉末化に成功したことで拡がったもので、当時はやはり『お湯』で溶いて楽しまれていたそうです。ココアといえば牛乳でしょう!と思った方は侮るなかれ! 固定概念が覆ります。お湯だけココアのはずが、塩の力で、設定した味に寄ってくるのですから、不思議です。ぜひお試しくださいね!
もうひと手間かけて
実はここからが本題。未知のフレーバー体験にご案内します。4月に発売予定のプレマシャンティの優しいスパイス、「メース」「マジュンガ唐辛子」「ピンクペッパー」を使います。メースはナツメグ種子のまわりを覆っている皮の部分で、穏やかで上品な香りがスイーツに珍重されています。マジュンガ唐辛子は辛さがじんわりゆっくりやってくるので煮込み料理にも。ピンクペッパーは辛味がなく独特の甘い香りが特徴ですが、本当に甘さを感じるピンクペッパーを私はほかにしりません。
まず150ccの熱湯にメース1片・唐辛子1つを加えて2分ほど小鍋で煮出し、香りが上がったらココアに使います。そして、ピンクペッパーを仕上げに指で潰しながらトッピングしてください。かつて16世紀のアステカでカカワトルと呼ばれていた薬用カカオ飲料がココアのルーツだそう。珈琲代わりとしてもぜひお試しを。逆サバゲームもお忘れなく(笑)