『野菜ブイヨン』でしっかり味付けしたズッキーニにチアシード入りの衣をつけて表面カリッとオーブン焼に。食欲のないときもつい手が伸びるヘルシーなスナックです。
<材料> 1~2人分
・ズッキーニ(約250g)……1本
・野菜ブイヨン……1/2包
・サルバチアシード……小さじ1
・オリーブオイル……小さじ1~2
・有機小麦粉 薄力粉……大さじ2
<つくり方>所要時間:20分
①オーブンを220~250度に予熱。もしくはグリル設定にする。
②ズッキーニを1cm幅の拍子木切りにする。野菜ブイヨンとサルバチアシードを振り、よく混ぜ合わせる。
③水分が出てきたら薄力粉とオリーブオイルを振って、混ぜ合わせ、森修焼のグラタン皿に放射状に重ならないように並べ、予熱しておいたオーブンで焦げ目がつくまでグリルして完成。
*ズッキーニはフライドポテトくらいの細さにカットしてください。
*長時間焼くとズッキーニの食感がなくなります。できるだけ高温でサッとグリルするのがコツ。
好きとちょっと嫌いのまんなか
ズッキーニはお好きですか? キュウリに似ていますが、カボチャの仲間と知ったとき。ドラえもんがネコ型ロボットだと知ったときと同様のショックでしたよね? そして初めて食べたときの感想は「好きだけどちょっと嫌い」だったのでは?笑
大半の人が同じような評価を持っているかもしれませんね。しかし80年代以降、日本でイタリアンの定番野菜として不動の存在に。生でも煮ても焼いても揚げても美味。和洋中韓国どんな味付けにも違和感なく馴染む便利な野菜です。それなのに「好きだけどちょっと嫌い」を超えられないのは、なかなか特異な存在といえるでしょう。
わが家ではフレンチフライ風にグリルするのがお気に入り。味付けしてオーブンで焼くだけで手軽であることと、グルタミン酸の旨味が凝縮されて無限に食べられてしまいます。(美味しいのに、それでもちょっと嫌いです)
今月は夏こそ使える! 森修焼の耐熱シリーズのグラタン皿を使って放射状に並べることで効率的にカラっと仕上げる方法をご紹介します。しかも遠赤効果か食べ進める間もその余熱でジューシーさが増すのです。指でつまめるところはカリッと。一口目はジューシーでトロけるという1本で2つの食感を楽しめる心憎さ! そして肝心の味付けです。ここでは「野菜ブイヨン」をお試しください。粉末なので本来はスープに使うものですが「野菜風味の塩」と捉えると非常に便利なアイテムです。
次男「ママ! サンドイッチ作るからパパの上に重なって寝てください」
私「えっ?! こうですか?」
次男が私の上に重なる。
次男「ふう君とパパがパン役です! 」
私「え?! じゃママは何役なの?」
次男「トンカツ役でぇす!」
私「……」
夫「ギャハハ! あ、笑いすぎたわ。トンカツな、野菜ブイヨンで味付けしてるから。大丈夫や。で?!」
何でもプレマさんのなら許されると思うのは間違ってると思います。