ツキを呼ぶ友人
私には、とてもラッキーな友人がいます。レストランに行けばデザートのホイップを多く乗せてもらえたり、化粧品を買いに行けば、大量のサンプルをもらえたりします。彼女の威力を一番目のあたりにしたのは、1ぱい1万円近いカニを8ぱいで1万円ぽっきりにしてもらっていた時。さすがに、「この子は何なんだ ?」と目が点になりました。
彼女が特別なサービスを受けやすいのには理由があります。それは彼女には「ついしてあげたくなる」ということ。
彼女は某ショールームに勤務しています。毎日何千人というお客さまと接している彼女ですが、彼女の接客能力はとても高い。常に笑顔を絶やさず、老若男女問わず人気があるのです。どんなお客さまにも同じように接していて、すごいなといつも感心しています。
特別になる秘訣
そんな彼女にある日、特別なサービスを受ける秘訣を聞いてみました。すると彼女は「かわいい、心地良い客になること」と。
かわいい ??? 心地良い ? 意味がわからず話を聞き続けました。
彼女はサービスする側の気持ちをよく知っています。だから、自分がお客さまの立場に立った時でもどうすればスタッフがやりやすいかを考えて行動することができます。
本来、スタッフとお客さまの関係は、スタッフがお客さまをもてなし、喜ばせる。親切にする。このような傾向があります。その考えが悪いとは思いません。その事に喜びを感じているスタッフも多いのだから。だけど、人間だから、お互い嬉しいともっといいですよね。
月のテンポでコミュニケーション
彼女は「月のテンポCD」の愛用者で、仕事場の控室で「月のテンポCD」を流し、心を整えます。
そして、接客中も月のテンポで話すなど、常に月のテンポを意識しているのです。
月のテンポ(テンポ116)で話すと、話の内容が非常にまとまりやすく、「あの~」「え~」という余計な言葉が無くなります。そして、聞いている側もとても聞きやすいので、月のテンポで話している人と居ることが心地良く、また商品についてもとても理解しやすいので販売に繋がります。
これを、彼女はお客さまの立場であっても活用しています。お店の人と接する時にも月のテンポメソッドを使い、お互いに心地の良い空間を作り出しているのです。
客だからといって「してもらってあたりまえ」はかわいくない。される側にもマナーがあります。やってもらったら「ありがとう」や「恐れいります」。「いい人だな。心地良いな」と思えばもっとやってあげたくなるのが人間の正直なところではないかな ? と思います。
お金を払っているのはこっちなんだからと、横柄な態度をとったり、口のきき方を知らない人を見るのはこちらも心地良くありません。スタッフもプロだから、それでも笑顔でサービスはするでしょう。けれど、かわいくないお客さまとかわいいお客さまがいたら、やっぱりかわいいお客さまに力が入ってしまっても文句は言えません。
人を大切にする空間作り
結局、どんな状況でも人対人であることを忘れてはいけませんね。自分の権力や立場を振りかざすのではなく、お互いがお互いを思いやり、一緒に心地良い空間を作っていけたら素敵だなと思います。
そして、その心地良い空間作りのアイテムとして「月のテンポ」を是非ご活用頂きたいと思います。
彼女は常に相手に対するマナーと感謝の気持ち、そして「月のテンポ」を忘れない。今も、原稿を書く私の隣で、既にお店のスタッフと意気投合しています。きっとそろそろ特別なサービスが私たちを喜ばせてくれるでしょう。今日もそれが楽しみでしかたありません。うふふ …(笑)
片岡 由季
片岡 由季氏 武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。 その後、玉川大学英米文学科に編入。 前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。 2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。 現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。 |
ゼッテン・116 高周波をスピーカーから発信し、付属の可聴音CD(テンポ116の音楽)を流すことで潜在能力の活性化を図ります。 |