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中川信男が語る 商品が生まれるまで

プレマのオリジナル商品がどういうきっかけで生まれたのかを代表の中川が語ります。

プレマ株式会社 代表取締役

中川信男 (なかがわ のぶお)

かえる印のとろける愛情バーユ

投稿日:

「一家にひとつ」からはじまる社会貢献

『かえる印のとろける愛情バーユ』が生まれたきっかけは、2009年に私たちがラオス北部に建設したプレマシャンティスクールの開校式でした。現地を訪れた株式会社日本創健の本村さんと、学校を建てて終わりではなく、これからもラオスとつながり続けるためになにができるだろうかと話しているなかで、「寄付金付きのオリジナル馬油をつくろう」という話が生まれました。ラオスでは、ベトナム戦争中に投下された大量の爆弾がいまも不発弾として残り、日々の暮らしや農作業のすぐそばに危険が潜んでいます。そこで、この馬油を一瓶お求めいただくごとに100円を、不発弾除去のために寄付する仕組みにしました。

ただし、寄付がついているという理由だけで、商品を長く買い続けていただくことはできません。使うたびに「これは手放せない」と思っていただけるほど、品物そのものが優れていなければ支援も続かない。そこで私たちが選んだのが、日本創健が得意とする低温抽出の馬油でした。馬油はどれも同じではありません。高い温度で抽出・精製されたものは固形にしやすい反面、馬脂が本来もつ繊細な成分は熱の影響を受けます。この馬油は、人の体温よりも低い温度で時間をかけて抽出し、熱に弱いα‐リノレン酸などの持ち味をできるだけ損なわないようにつくられています。高温抽出の一般的な固形馬油と比べると、肌へのなじみ方や、塗った後の穏やかさには圧倒的な違いがあると、私は感じています。

常温では金色のなめらかな液状で、肌にのばすとすっと溶け込むようになじみます。この液状だからこそ、酸化や雑菌の混入を抑えながら最後まで清潔に使える、スポイト式の遮光瓶に詰めることができるのです。香料や防腐剤で見た目や香りを整えるのではなく、馬油そのものの価値をできるだけそのまま届ける。その考えを形にして、2010年に発売したのがこの一瓶です。発売から16年がたった今も、わが家だけでなく、多くのお客様の暮らしのそばで使い続けていただいています。ご自身で上質なティーツリーなどのアロマエッセンスを加えるのもよいと思います。

最近の私は、S‌U‌Pやスキンダイビングで海に出る機会が増えました。以前なら、真っ赤に日焼けしても「そのうち戻るだろう」とほとんど放置していたのですが、インドア時代だったころには気にならなかったシミが、アウトドアに転じてから増えてきたような気がします。外から戻ってシャワーを浴びた後、この馬油を日焼けした部分に丁寧に塗っておくと、乾いてつっぱる、ヒリヒリする感じが和らぎ、日焼けの後もずいぶん穏やかに過ごせます。わずかな量でもよくのびますが、強い日差しを浴びた日は、惜しまずしっかり、たっぷり使うのが大切です。

もう一つ、私は必ず本品を一本、キッチンに常備しています。料理中の火傷などでは、即座にこの馬油をたっぷり塗り、清潔なラップを軽く当てて保護しながら冷やし、乾いてきたら何度も塗り直します。私の実感では、その後のヒリヒリする感じや乾燥が穏やかで、皮膚が落ち着くのも早いように感じます。ただし、水ぶくれができたもの、範囲が広いもの、白くなったり黒くなったりした火傷は自己判断せず、医療機関に相談してください。

肌をいたわることと、遠いラオスの人々の暮らしを支えることが、一つの小さな瓶の中でつながっている。自分や家族のために常備するものが、同時にだれかの安全にも役立つなら、こんなにうれしい買い物はありません。『とろける愛情バーユ』という名前には、家族への愛情、自分への愛情、そしてまだ会ったことのないだれかへの愛情まで込めています。

デリケートなお肌に

必須脂肪酸である「α-リノレン酸」や「リノール酸」、「オレイン酸」を豊富にふくむ、馬のたてがみ下部脂肪のみを使用した栄養豊かな馬油です。100円の寄付付き。

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かえる印のとろける愛情バーユ

- 中川信男が語る 商品が生まれるまで - 2026年9月発刊 vol.228 -, , , , ,

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