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特集

インタビュー取材しました。

トレーニング×ジェラート 人生を豊かにする出会い
プレマ株式会社 プレマルシェ・ジェラテリア中目黒駅前店 スタッフ パーソナルトレーナー 赤坂 麻里奈インタビュー

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プレマルシェ・ジェラテリア中目黒駅前店。ここに、今年2019個のアイスを食べるというチャレンジをしている、〝アイスを愛す〟スタッフがいます。スタッフの名前は、赤坂麻里奈。彼女はパーソナルトレーナーとしても活動しており、プレマルシェ・スタジオ中目黒でもレッスンをおこなっています。そんな彼女に、ジェラテリアで働くことになったきっかけ、トレーナーとして伝えたいこと、そして今後の目標を聞いてみました。

プレマルシェ・ジェラテリア中目黒駅前店 スタッフ
パーソナルトレーナー
赤坂 麻里奈(あかさか まりな)

アイスを愛すパーソナルトレーナーとして首都圏で活動しつつ、プレマルシェ・ジェラテリア中目黒駅前店に勤務。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー、Body Element System Japan認定マットピラティストレーナー、BODY CODE SYSTEM in Italy認定MasterStretch®(マスターストレッチ)トレーナー、フィットネスファスティング協会認定アドバイザー
Instagram:@icemariina

好きなものと上手に付き合う方法

――パーソナルトレーナーでありながら、プレマルシェ・ジェラテリアのスタッフでもある。不思議な組み合わせですが、なぜジェラテリアで働こうと思ったんですか?

赤坂:私、アイスがすごく好きなんですよ。以前から、気になるお店を見つけては食べに行っていて、「アイス屋さんで働くこと」が夢の一つでした。でもトレーナーとして栄養学などを学んでいたこともあって、ただ「普通のアイス屋さんで働く」のは違う……そう思っていたときに、ものすごく体のことを考えているジェラートのお店がオープンして、スタッフを募集中と知ったんです。それがこの店との出会いです。応募したいけど、一度雰囲気や接客を見て、実際にジェラートを食べてから判断しようと思ってお店に行きました。入ってジェラートを食べてすぐに「ああもう、このお店すごくすてき!」と感じたんですけど、その場で言う勇気がなくて結局家に帰ってメールを送りました(笑)。採用されて店舗に立つようになって2カ月ほど過ぎたころ、中川社長から「メイクアップやいろんな講座ができる場所を探しているから、そこでトレーニングもやってみてはどうか」と提案があったんです。「大好きなジェラートとトレーニングのコラボレーションができるなんて!」と、とても嬉しい気持ちになりました。

――トレーナーという仕事柄、甘いものは控えるイメージがありますが?

赤坂:そうですね、太ると説得力がないですしね。でも私、今年は2019個アイスを食べるというチャレンジをやっているんですよ。1日6個ペースで(笑)、6月初めに1000個を超えました。

トレーナーとしてお客様と接するなかで、特に女性は「痩せなきゃ」と思いすぎて、ダイエット中「絶対に甘いものは食べちゃいけない」という0か100かの思考になりやすいと強く感じてきました。私自身、欲求に負けて甘いものを食べて罪悪感をもったり、食べちゃいけないと思うほど反動で食べてしまったり……ということを経験して、結局、ライフスタイルに落とし込んだ方法じゃないと意味がないと思うようになりました。無理をして痩せても維持できなかったり、逆にリバウンドしてしまったりします。たとえば結婚式に向けてとか、なにか期限があるときは追い込むのもいいと思うんですけど、そうじゃないならもうちょっとゆるやかに、心持ちを軽くできればいいなと。

今回のチャレンジはそういう意味合いが大きいですね。正直体型維持は大変ですから、そこはプロ根性で取り組んでいますし、マネをしてほしいとも思っていませんが、ダイエットをもうちょっとゆるい気持ちでやってもいいんだ、と感じていただければと。好きなものを我慢するのではなく、上手に付き合える方法を身につけていただきたいと思います。

――食べた分トレーニングで落とすという感じなんですか?

赤坂:いやいや、そんなにトレーニングばかりでもないですよ。1時間くらいがっつりトレーニングすることもありますが、週1~2回で、あとは時間を見つけて少しだけということが多いです。でも、なるべく歩くようにはしていますし、極力階段を使うなど、日常生活で意識的に動くようにしています。

トレーニングとの出会いで心も体も前向きに

――もともと運動が好きでトレーナーになろうと思ったんですか?

赤坂:いえ、ダイエットがきっかけです。中学生のころ、ホルモンバランスの変化のせいか3カ月で10キロくらい体重が増えたことがあって。ものすごく太っているわけではなかったのに、自分ではどうしても気になって、ダイエットをするようになりました。そのころはとにかく食べないとか、「○○だけダイエット」を結構やって、高校生のときに一度すごく痩せたんです。すると今度は太るのが嫌で朝も夜もほとんど食べず、お昼は野菜のだしの具なしスープだけという感じになって。「食べたら太る」といつも思っていて、摂食障害に近い状態でしたね。

高校卒業後、美容系の専門学校に行くために愛媛から上京して、その後、美容師になったんですが、仕事が終わっても練習があったり、人間関係がうまくいかなかったりして、そのストレスで今度はものすごく食べてしまうようになり、太ってしまって。痩せたいのに食べてしまうというジレンマもあって、毎日ネガティブでした。食生活も荒れに荒れ、食べられるだけ食べては吐く、という繰り返し。好きなものをお腹いっぱい食べたいけど痩せていたい、今の自分をどうにかしたいと、毎日のようにネットでダイエット情報を検索していて、たまたま見つけた短期集中のダイエットジムに通い始めたんです。それでも食生活をガラッと変えるのは難しく、結果的にそこまで痩せなかったんですけど、体を動かしたあとの爽快感や体が引き締まった感じ、体に良いことをしている感じが好きだな、と思いました。なにより担当のトレーナーさんが、仕事の悩みもたくさん聞いてくれたんですね。メンタル面を支えてもらったことで自分自身と向き合うことができ、いろいろ吹っ切れて前向きになれました。過食の頻度も減ったんです。これがきっかけで、トレーナーってすてきな仕事だなと興味をもちました。

――その出会いが人生のターニングポイントになったんですね。

赤坂:はい。前向きになって「普段から普通に食べたらいいんじゃない?」と思えて。そのくらいの心のゆるさで維持できるほうが、結果的に楽だと気づけたんです。そして、どうせなら体にいいものを食べたいと思い、「食」の勉強を始めました。食べ方や素材を選べば罪悪感をもたないで済むということを知り、食を自分でコントロールできるようになって、変に「食べたい!」という欲求も出にくくなり、自分のベストがわかるようになってきました。

トレーニングも、体重を落とすだけじゃなくて、女性らしいラインを意識するようになりました。私は身長が低いので、体重を落としすぎると子どもみたいになっちゃう。これは私の求めているものじゃないなと。それで、もうちょっとやわらかみがほしいと思って体重が増えても気にしないでいたら、逆にこれは丸すぎるぞとなって(笑)。じゃあこの状態から、胸を残したまま体重を落とせるのかな、とかいろいろ自分の体で実験しながら学びました。今やっているチャレンジも、ある意味その一つですね。だから、あえてプレジェラ®(プレマルシェのジェラート)以外のアイスも、できる限り素材のいいものを選びながら食べています。ほかのアイスを食べると、プレジェラ®のすごさがよりわかるんですよ(笑)!

――トレーニングでは食事の指導も一緒にするんですか?

赤坂:ご希望があればします。基本的には食事内容を記録していただき、週2回、トレーニングのときに添削する感じですね。内容は本当に人によりけりなので相談しながらですが、経験上、ストレスを溜めるのは絶対によくないと思うので、無理のない範囲でするようにしています。

ダイエットが必要になる原因は、思考や生活習慣の積み重ねが大きいので、それを変えることが重要です。でも一人では大変なので、一緒にがんばれる存在でありたいと思っています。気持ちがくじけそうになる直前にお会いするとモチベーションを維持していただきやすいので、そうなるようトレーニングスケジュールも考えています。

――プレマルシェ・スタジオでは今後どんなトレーニングを考えていますか。

赤坂:トレーニングも食事も、「その人に合ったやり方で」というのがいつも私の根底にあって、それをさらに深くしていきたいと思っています。「その人にとって今なにが一番必要なのか」ということが大事です。たとえば、お仕事で疲れている方は、がっつり動いても効率的なトレーニングにならないことがありますし、食事がうまくいかなくてダイエットが……という方は、トレーニングの半分以上の時間、お話しすることもあります。悩みや生活環境は一人ひとり違いますし、それぞれのライフスタイルに合わせて無理なく取り組むことで、その方の求めているところへの近道に導けるようサポートしていきたいです。

ダイエットでは特に、食事面で苦労が多いです。たとえば、ダイエットのために甘いものを我慢しているけど「食べたいです……」という方。そういう方には「では食べましょう!」と私はよく答えるんです。まさかの返事にポカンとされますが、そこで「どうせ食べるなら体が喜ぶものを」と以前から提案していて、選択肢のひとつは、やっぱりプレジェラ®です。自分が初めて食べたときにも体が喜んでいる感覚がありましたし、甘いのに健康的で、キレイになれる素材が詰まっていて、すごくすてきだと思いますね。

ジェラートだけではなく、今後は「プレマ的ダイエット○○」「プレマ的食事サポート」のようなベースとなるものを監修してご提案したいと考えています。「体重も落ちるし体にもいい」というものが作れたら最高ですし、私も体験してみたいですね! ほかには、「ジェラートクレンズデーレッスン」を定期開催できるようにがんばりたいです。これは「グループレッスンでプレジェラ®を食べて心も体も浄化しよう!」というイベントで、今年4月に開催して大変ご好評をいただいたものです。

トレーナー&ジェラテリアスタッフとして、プレジェラ®の魅力を日々体感

トレーニングもダイエットも楽しいことばかりではないですし、辛い時間もありますが、お客様がどんどん綺麗になり、ご自身の姿に自信をもち、毎日を楽しくキラキラと過ごす姿を見ると嬉しくなりますね。結果が出るからがんばれるし、変わることでより豊かな人生を送れる。いつもそれを願っています。たまに熱くなってしまうこともありますが……(笑)。

トレーニングを通じて自分と向き合い、自分を知り、自分を好きになっていただきたい。心身ともに美しくなられたお客様を見ると「ああ、よかったな~」と心から思います。そういう経験をたくさんの方と共有していきたいですね。

アイスが大好きなのが伝わってくる! アイスを食べる彼女はいつもすてきな笑顔

- 特集 - 2019年7月発刊 vol.142

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