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楽だから自然なお産~高齢出産編~

出産・子育て・介護家族と向き合ういろんなお話

一般社団法人
日本マクロヘルス協会
理事

望月 索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。
編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。編著に『子どもを守る自然な手当て』、訳書に『親子で楽しむ!おむつなし育児』、『小児科医が教える 親子にやさしい自然育児』。
http://macro-health.org

【Vol.75】一生分の 健康を養う方法

投稿日:

妊娠中の基本
 助産師健診を受けた方には耳なじみがあると思いますが、わたしは助産院で、とにかく冷やさないこと、「まごわやさしい」食生活をすること、東洋医学的な手当てを続けること、といったアドバイスをもらいました。
 冷えとりに関してはここでは触れませんが、プレマにはアルファウェーブというすぐれものがありますので、スクエアパッドSを背中に入れ、丹田の上にポカぽんを置き、ダブルで使うのをおすすめします。妊娠した友人には、わたしはその二つを必ずプレゼントしています。
 おなかの大きい方には、昔ながらのさらしを巻くのもおすすめです。暖まりますし、骨盤ベルト等とはまったく違う安定感で気持ちがいい! 巻き方は、助産師さんや、整体、整骨などの心得のある方がご存じです。食事については、「まごわやさしい」で、ご検討くださいませ。

お腹のなかで子どもの健康の半分が決まる
 さて、育児の連載でも再三お伝えしましたが、自然な手当てによる養生は妊婦にも必須です。東洋医学によると、人の生命力は、先天の精・後天の精の半分ずつから成り立つとのこと。つまり子どもの健康は、生まれるまえに半分決まってるそうなんですよ。なんてこと!
 その「生まれるまえの半分」を育むために、妊娠中の母の養生が必須となります。だから妊娠中に、手当てのプロに診てもらうことにはとても意味があります。たいていの妊婦には強刺激の手当ては向きませんから、妊婦に慣れたプロのお手当てがやはりおすすめ。マタニティ鍼やイトオテルミー、あるいはいろんなものを総合したマタニティケアがあると思いますので、自分の気持ちのいい手当てを定期的に受け続けると、母子ともに大変プラスになります。
 たとえば妊婦に歩くことをすすめるアドバイスがとてもよく見られますが、体力の足りない妊婦は、歩くよりは寝ていたほうが、胎内の子どもを養えるかもしれないわけです。その見極めもプロの技ですし、歩けない妊婦が歩く体力をつけるためにも、お手当ては役立ちます。トラブル妊婦だったわたし自身は、第一子の自然分娩は、触診という刺さない鍼の先生に、可能にしていただいたと感じています。
 でも、「忙しいし、自分の手当てにお金や手間をかける気になれない」と思う妊婦さんも多いです。そう言う人には、「そのお金や手間は産まれてくる子どもの健康のためのものだから、妊娠中にがんばるほうが将来的に効率がいいと思うよ」と答えています。だってみんな、子どもが元気に大きくなるように、生まれてからずっと、なにがしかの配慮を続けるわけですから。それに、妊婦を多く診ている先生の中には、手当てを続けやすいように、良心的な価格設定をしてくださってる方が、少なからずいますしね。

いつからでも遅くない、一生のお手当て
 こう書くと、自分の妊娠中を振り返り、手当てが足りなかったと気に病まれる産後のお母さんがいらっしゃるかもしれません。でもまあ、すぎたことはもういいんですよ!気に病まれるくらい子どもの健康に配慮する母は、とてもいい母です。過去に向いた気持ちは前向きに変え、子どもの後天の精をこれから精一杯はぐくんであげればいいと思います。
 一例をあげると、わたし自身が、今は存在しない定義「妊娠中毒症」の母から、分娩時は緊急帝王切開で、仮死状態で生まれています。しかも母は産後に育児ノイローゼになり、粉ミルクの時代に生まれたわたしは、母乳も満足にもらえていません。
 そんなわたしは先天の精にはさほど恵まれていませんが、37歳の妊娠を機に、初めて自分の後天の精を養いはじめました。今では自分でも以前より健康になったと思いますし、「体力あるねぇ」と言われるくらい動けています。だからまあ、小さいお子さんなんて、まーだまだこれからですよ! 妊娠中の手当ての有無を気にするよりは、からだにいい暮らし方を小さい頃から教えてあげましょう。先天の精に恵まれた子どもでも、その精を放蕩してたら、あっという間に使い尽くします。結局みんな生きてる限り、お手当ては必要なんですね。

 とはいえ、まだお子さんがおなかにいる方は、温めて、食べ物に気をつけて、マタニティケアを続け、おなかの子と自分を手当てして、安産に備えてくださいね!

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ご質問などは info@prema.co.jp までメールにてお問い合わせください。

望月 索(もちづき・さく)

5歳と2歳の2女の母。不摂生も極まった37歳で妊娠。高年出産のうえ当然のようにトラブル妊婦だったが、産婦人科の方針とソリが合わず、近所の美容院で助産院なる存在をたまたま知ったことで、自然分娩へと舵を切る。
トラブル妊婦が自然分娩できるからだを作る過程でライフスタイルは真逆に変化。気づくとハードコアな自然派お母ちゃんに。
編集、ライター、プレマの東京スタッフの1人。

- 楽だから自然なお産~高齢出産編~ - 2013年12月発刊 Vol.75

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