激動の年といわれた2026年ですが、社会的な変動も大きいものの個人的には大切な方のお別れが重なりました。身近な話題で申し上げますと、ミステリファンの私が、長く敬愛していた東野圭吾氏がお亡くなりになりました。ほぼ私と同世代だっただけに早いお別れが残念でなりません。年齢を重ねるにつれ避けて通れない出来事とはいえ、知人でも特に自分より若い人が先に逝くことには、悲しみだけではなく、大きなさみしさと、やりきれない気持ちでいっぱいになります。
人が亡くなるのは寿命であって仕方のないことですが、死亡原因として重篤な病気が上位を占めている日本では、日本全体として食と健康の課題を抱えている気がします。
例えば、島国に住む日本人が長く食べてきた魚の消費量は、ピーク時の20年前に比べて約半分に減少しています。魚には、必須脂肪酸のひとつであるオメガ3(DHAやEPA)が含まれており、日本人は古くから魚を食べることで自然とこれらを補ってきました。オメガ3系の脂肪酸が免疫力や認知機能に重要な役割を果たすことは近年明らかになってきましたが、魚を食べる量が減った背景には、戦後の食生活の大きな変化が考えられます。それはタンパク質偏重の栄養学の広がりのなかで、魚ではなく肉を大量に食べるようになったことです。肉食中心になると、オメガ3や食物繊維が不足することになり、免疫力にも影響が出ることはごく最近になって研究が進みました。
令和の米騒動に象徴されるように、米をめぐる政策や生産現場の混乱によって、日本人の主食が危機的な状況に置かれています。伝統的な食生活の崩壊は、健康面においても大きな影響力があることを肝に銘じておくとともに、あらためて、大切に思っている人とは、今この瞬間を大切に過ごさなければならないと思う今日このごろです。
良い油とのめぐり合い
魚を食べることで得てきたDHAやEPAといったオメガ3系の油の摂取が減少していることは、日本人全体の健康状態にも大きな影響を与えています。
私たちの体の数十兆個の細胞のなかでも、脳組織の多くが脂質により成り立っています。細胞膜の主要な構成成分は脂質です。良質な脂質、特に不足しがちなオメガ3系の油を意識してバランス良く摂ることが、健康を維持するために不可欠です。魚の次にオメガ3系の油が多く含まれている代表的なものが、えごま油や亜麻仁油、ヘンプオイル、サチャインチオイルです。
より効率的に、オメガ3系の油を摂っていただくためにお勧めしたいのが、弊社の『オーガニックサチャインチオイル』です。サチャインチ(グリーンナッツ)という植物の種子を原料とする油で、ペルーのアマゾン流域が原産地です。何千年も前からその地域の人々に親しまれてきたサチャインチから作ったこの油は、オメガ3とオメガ6が豊富で美容や健康に良い油として最近注目されています。
オメガ3系の油は基本的に熱や光に弱く、酸化しやすいため、加熱調理には向いていません。しかし、サチャインチオイルは、豊富なビタミンEのおかげで酸化しにくいため、加熱調理にも使える数少ないオメガ3系の油といわれています。日常使いで幅広く調理にお使いいただけるので、続けやすい油だといえます。もしまだご存じなかった方は、この機会にぜひ使ってみてください。めぐり合えた幸せを実感することでしょう。
