Q.食べ過ぎ対策

PCで書類を作るときや、ストレスがたまってきたとき、小腹が空いてついつい食べてしまいます。幸か不幸か、会社の近くにコンビニ、社内におやつの自販機があり、よくないと思いつつすぐに買ってしまいます。対策方法はありますか?
(大阪市・某IT 系企業勤務)

A.質の高いものを少量満たされた気分で食べる

答える人  中川信男

食べ過ぎるときって不思議とジャンクフードに走ってしまいがちですよね。例えば、コンビニで売っている安価なお菓子やパンなど。これらにはあまり良くない素材が多用されています。遺伝子組み換えの疑いのある小麦粉、精製された白砂糖、工業糖など。油脂に関してはトランス油などが使われています。 理由は簡単。「安い」からです。コンビニがスーパーマーケットと勝負しようと思うと、価格競争により、安い素材を使わざるを得ないのです。こういったものはすぐに血糖値が上がるのに、いくら食べても渇望感が残ります。「食べ物に心がこもっていないから」というと精神論的に聞こえるかもしれませんが、実際、私は関係があると思います。工業的に作られた物は、人間の手はほとんど介さず機械で作られ、それが衛生的だとされています。コンビニ弁当の使用添加物が少なくなっている事実自体は素晴らしいことです。ただ、それらを作る人は長時間低賃金の悪条件のなかで働く、海外の方が多いという現実があります。ネガティブな気持ちを抱えた人が作っているといえるかもしれません。では、心を込めて作られた食べ物とはどんなものでしょう。各ご家庭で作られる朝・昼・夕食はもちろん、手作りのお菓子などです。割高ではありますが、プロがていねいに思いを込めて作ったものもあるでしょう。

例えば、1カップ100円のコンビニアイスが5個と、1カップ500円の心のこもったジェラートが1個あるとします。あなたはどちらを食べますか?

どちらを選ぶと食べ過ぎるでしょうか?

どちらを選ぶと太るでしょうか?

1個につき価格は5倍の差がありますが、工業的に作られた1 0 0 円のアイスでは心は満たされにくいでしょう。だから食べ過ぎてしまうのです。素材が良質ではないことを考慮すると、栄養面でもダメージがある可能性があります。一方、500円のジェラートは添加物などは使われていないはずです。

パンでも同じです。国産小麦が使われたものは高額になりますし、輸入小麦のものはリーズナブルです。以前、製粉会社にお勤めだったという、自然食業界の知人に、転職した理由を聞いてみたことがあります。「輸入小麦は、コンテナに直積みされ、大量の農薬を撒かれたうえで、日本に運ばれる。日本の消費者は虫に非常に厳しいうえに、収穫後に撒かれる農薬量規定が甘いため、農薬が大量投下される。わが子に食べさせられないような食品がコンビニなどに流通している現状を見てしまったから」なのだそうです。コンビニやスーパーマーケットで売っているものは、すべてとは言いませんが、多くの食品に公にはされていない裏の事情があります。だからこそ安く流通できるのですが、そういった食品では心が満たされないため、食べ過ぎて、消化器に大きな負担をかけてしまい、結果、疲労がたまるのです。

食べ過ぎ対策としては、まず、多少高くても「おいしく食べて健康になってもらいたい」という想いが入ったものを食べましょう。弊社が提供しているプレマルシェ・ジェラテリアのジェラートには、安価で味の荒い白砂糖は使っていません。糖は、すべて国産のものを使っています。もちろん、食べていただいたみなさんが健康になるようにと心を込めて作らせていただいています。自然食をがんばっていたあるお得意様は、「プレマルシェのジェラートを食べ始めてから、コンビニ菓子への欲求が止まり痩せられた」とおっしゃっていました。

最近「ギルトフリー」という言葉を耳にしますが、いけないことをしているという罪悪感が、さらに食べさせてしまうもの。「私が食べているこれは心の込もったものなんだ」と自分で納得できるものを選択して食べていると、さほどの量を食べられないはずです。それでも万が一、食べ過ぎた場合は、ファスティングも有効です。月1・2回程度でいいので、ゆっくり胃腸を休めてあげましょう。