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CHOICE するということ

体の中からきれいになる形成外科医が伝える医学部では教えない栄養学の話

鈴木形成外科院長/CHOICEオーナー&プロデューサー
日本形成外科学会認定専門医・日本レーザー医学会評議員
日本臨床皮膚外科学会理事・京都形成外科医会 会長
第1回ベジタリアンアワード企業賞受賞(CHOICE)

鈴木 晴恵 (すずき はるえ)

京都市出身。アジアにおいてレーザー治療をいち早く導入し、シミ、あざなどの数々の治療方法を確立。メディカルエステを考案、定義し、実践してきた。
仕上がりの美しい眼瞼下垂症手術に定評がある。3.11を機に「食」と真剣に向き合い、栄養学を突き詰めた結果、
最善の食事法はplant basedwhole foodsと気づく。クリニックに栄養外来を立ち上げる傍ら食のお手本を示すカフェ『CHOICE』開業。
大学生の娘の母親でもある。

低炭水化物(糖質制限)ダイエットへの警鐘

投稿日:

昨年、T・コリン・キャンベル博士との共著書『低炭水化物ダイエットへの警鐘』を上梓しました。第1部はT・コリン・キャンベル博士の「The Low-Carb Fraud」を原文に忠実に完訳したもの、第2部として私が症例を紹介するなど加筆しました。

原著に出会ったのは2015年9月にカルフォルニア州アナハイムで開かれた第3回Plant-based Nutrition Healthcare Conference(PBNHC)に参加した際です。一気に読み終え、翌日、学会場で販売されていた原書をありったけ購入して帰りました。日本での糖質制限ダイエットの大流行に大いなる危機感を抱いていたからです。

買った本は英語が読める知人たちへのお土産にしました。この本が早く翻訳されて日本のみなさんに広く読んでほしいと切に願っていました(そのときはまだ自分で翻訳することになるなんて思っていなかったのです)。

ふたつの大きな問題点

減量しスリムな身体を手に入れたいと思う人にとって、極端に摂取カロリーを減らしたり〇〇だけ食べたりするなど我慢を強いられる辛いダイエットに比べると、「糖質制限ダイエット」は糖質(主にご飯やパン、麺といった主食)を避けさえすれば脂身の多い肉でもチーズでもバターでも何でも好きなものを好きなだけ食べて良いという都合のいいものです。そして、実際に数週間という短期間で体重の減少が見られます。しかしこの減量効果は長続きしません。そのうえ重大な問題があるのです。

「糖質制限ダイエット」では白い砂糖や小麦、白米を「糖質」とすることと同様に未精製の全粒穀物、果物、野菜などの複合炭水化物を一緒に「糖質群」とし、炭水化物の多様性を無視している点が大きな問題です。そして、もう一つの問題点は動物性たんぱく質を多く摂りがちであることです。

糖質制限=肉食過多?

アトキンスダイエット、ゾーンダイエット、パレオダイエット……名前は違いますが糖質制限ダイエットの変形です。これらの多くは医師が提唱するにもかかわらず、サイエンスの裏づけがなく、長期経過をみた研究発表もありません。おのずから動物性たんぱく質過多になる糖質制限ダイエットは短期的な減量効果というメリットをはるかに上回る重篤な健康問題を引き起こす危険をはらんでいます。アトキンスダイエットにおいては口臭や体臭が酷く、便秘や頭痛の頻度が著しく高い点はアトキンス自身も認めていて、彼自身も晩年には顔色が悪く肥満で体調が悪かったといいます。

動物性食品を多く摂取するとがんや糖尿病、心疾患、脳卒中など生活習慣病が増えることは多くの研究で明らかにされています。他方、植物由来のホールフード(PBWF)ダイエットには病気の予防だけではなく、さまざまな病気の治療にもなる科学的裏づけが数限りなくあり、論文が次々に発表されています。しかも、すぐに理想体重になることができ、その体重を長期において維持することができるのです。本の第2部ではPBWFダイエットによってさまざまな病気を克服した症例を紹介しました。PBWFダイエットで病気になる前より元気になれることや、アスリートのパフォーマンスが上がることが、わかっていただけると思います。

 

鈴木形成外科院長/ CHOICE オーナー
日本形成外科学会認定専門医・日本レーザー医学会評議員
日本臨床皮膚外科学会理事・京都形成外科医会 会長
第1回ベジタリアンアワード企業賞受賞(CHOICE)

鈴木 晴恵(すずき はるえ)

京都市出身。アジアにおいてレーザー治療をいち早く導入し、シミ、あざなどの数々の治療方法を確立。メディカルエステを考案、定義し、実践してきた。
仕上がりの美しい眼瞼下垂症手術に定評がある。3.11を機に「食」と真剣に向き合い、栄養学を突き詰めた結果、最善の食事法はplant basedwhole foodsと気づく。
クリニックに栄養外来を立ち上げる傍ら食のお手本を示すカフェ『CHOICE』開業。
大学生の娘の母親でもある。


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〒605-0009 京都市東山区大橋町89 -1 鈴木形成外科ビル
075-752-1533 http://haruesuzuki.com(完全予約制)
075-762-1233 http://choice-hs.net

- CHOICE するということ - 2018年1月発刊 vol.124 -

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