高野豆腐は植物性のタンパク源の最高峰だと思います。栄養の点のみならず現代人に特に嬉しいダイオキシンや放射性物質のデトックス効果にも期待が高まっているとのこと。今月ご紹介するのは『粉末タイプの高野豆腐』を使った厚焼きクッキー。ホロホロとした食感とほんのり香る大豆。高野豆腐らしさはそのままに焼き上げました。生地がまとめにくいのですが、森修焼の耐熱シリーズを使えばそのまま手土産として使えて楽しいです。
材料 (オーブン対応の「グラタン皿」1枚分)
Happy Beans 畑のお肉/パウダー 70g
米粉 60g
甜菜糖(粉末タイプ)50g
直火焙煎 きな粉 50g
有機シナモンパウダー 大さじ1 〜2
有機エクストラヴァージンココナッツオイル(溶かしたもの)80g
無調整豆乳 50cc
(お好みのナッツミルクやライスミルク)適量
お好みのジャム(写真は冷凍有機ラズベリー200g に蜂蜜大さじ2 を加えて
煮詰めた自家製ジャムです。)
*オーブンの性能により焼時間が変わります。こんがり美味しそうな色になるのを目安に。
*森修焼のグラタン皿はこびりつかないので油の塗布や敷き紙は不要です。
つくり方 (調理時間:30分)
オーブンを180℃に予熱しておく
1.ボウルにAを入れてザッと混ぜる。
2.溶かしたココナツオイルを加え混ぜ、豆乳も加えてまとまるまでこねる。
3.生地の半量をグラタン皿に敷き詰めジャムを塗り、残りの半量を詰め、表面を平らにしてから上部にもジャムをたっぷり塗る。
4.180℃に予熱しておいたオーブンで20分焼いて完成!
謹賀新年
善い時も苦しい時も感謝心を忘れず地球の全ての人々と宇宙全物の幸せをお祈りします。
本年から森修焼の器を使わせていただいたレシピをお届けします。森修焼といえば一昨年の夏から愛用している浄水器「お水さんありがとう」の活水デバイスとして愛用し、お水を「ここまでまろやかに戻すのか!」と驚きつつも、食器としてのおつき合いは今年からのスタート。以前は自分の料理に合わせる食器が作りたくて陶芸に手を出してみたりしてたのですが。。始めてすぐに「デッサンの勉強を再開しなければ太刀打ちできない」と悟り陶芸へのエネルギーを食器選びに使おうと心に決めたのでした!(単に下手くそだっただけです)
『器選び』にも精神が出ます。その人を表現する洋服のように。私が美として好むのは器のみならず現代美術・建築物・内装・自然の草木の色やカタチ・野菜や果物の味や香り。全ての美感は右脳のどこかから来るそれと同じもの。『はっ』と感じて自分と同化させ、手に取りじっくり馴染ませてから仲良くなる。私にとって『よい食器』とは『美的に優れた安全な食器』です。
それは食べてくれる人に楽しんでもらうための心遣いの一つです。料理において美的な器を選ぶことは決して着飾ることとは違います。生活すること=生きることへのエールを送ることに他なりません。
私が提案するNeoベジタリアン料理は『垣根のない食のカタチ』として国籍・人種・宗教・信条・志向による溝や線引きのない平和的な食卓を目指すもの。難しいけれど、個々の選択した食べ方や生き方を認め合うことは『思いやりの世界の実現』平和への第一歩だと信じています。レシピ考案において具体的に取り組んでいるのは『融合』。科学的には『乳化』かもしれません。
★日本の伝統食材と海外の刺激の両立
★健康に暮らすための食材の組み合わせと美味しさの両立
本年も料理を通して『思いやりの世界の実現』に精進してまいります。
ベジタリアン料理家/Neo ベジタリアン料理指導士代表/マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル
美大卒業後、モザイクタイルアーティストとして活動。
2軒のカフェ立ち上げと運営を経て現在に至る。
重度のアトピーだった息子と暮らす経験と「完全菜食」の実践体験を活かし、時代に沿った食事&スイーツを伝える。
大学生と2歳の息子とYOGAインストラクターの夫と4人暮らし。