今月は珍しいドライフルーツを使った「大人の焼き林檎」です。天日乾燥で凝縮された甘味・風味をリンゴに詰め込んでじっくり焼きます。リンゴの水分でじんわり滋味深いヘルシーおやつです。季節終盤のリンゴも美味しさUP♪
<材料> リンゴ2個分
・リンゴ…2個
・自然塩…少々
・プレマシャンティ®
干した果実 バーベリー…適量
・プレマシャンティ®
干した果実 ホワイトマルベリー…適量
・ココナツオイル(無香タイプ)
またはバター…1cm角2~4個程度
※お好みで
・ラム酒、グランマニエ、アブサンなどの
蒸留酒…大さじ1
・シナモンパウダー…適量 ※なくてもOK
<つくり方>調理時間:30分
(1)リンゴの芯を小スプーンでくり抜く(フルーツボーラーがあれば便利)。底部まで貫通させないように注意する。
(2) 皮の破裂を防ぐため、リンゴの上半分に爪楊枝で16カ所程度、穴をあける。
(3)くり抜いたリンゴの穴に自然塩と干した果実を詰め込み、シナモン、蒸留酒、ココナツオイル(またはバター)をのせる。
(4)オーブンを190℃に設定し、30分焼く。やや焼き崩れるくらいしっかり焼くのがオススメ。
※焼きあがったら食べる直前までオーブンに入れておき、余熱で保温することで香り豊かに仕上がります。
※冷蔵庫保存で2週間OK
京都・三条会にて
京都は面白い街で、ちょっとした路地裏に「ウナギの寝床」と呼ばれる町家が並んでいるかと思えば、傾きかけた古い家に色あせた昭和な看板。その横に近代的なお寺が立ち、隙間にはコンビニがひしめく。今月で50歳になる私は、昭和~平成、令和とうつろう街並みに郷愁を感じながらも、現代の空気がある整然とした清潔感に『後ろめたさ』も感じます。でも、プレマルシェ・ジェラテリアがある京都・三条会という商店街はその後ろめたさが善い意味で希薄。歴史ある店と新しい店が混在して賑わい、そこにいる人がそれぞれの想いで仕事をし、暮らしているカタチはいつ見ても美しい。
先日のこと。プレジェラ®(プレマルシェ・ジェラテリアのジェラート)片手に自転車に乗ろうとして、駐輪中の自転車をズラズラ~っと倒してしもうた……地道に起こそうとしていたら、向かいの古着屋のお兄さんがスッ飛んで来てくれ、自転車で通りかかった姐さんが自転車を停めて手伝ってくれたっ! 美しい女子を助けたくなるのは当然としても(笑)、30秒もかからず笑顔で解散! この稀有な商店街では、地域の人、足を運んでくる人、働いている人が、たくさんのエピソードとともに有形無形の恩恵を受けています。どんなものもいずれはうつろい去りますが、『人の心と思いやり』の、その瞬間は確かなもの。「善いものや歴史あるものは残さないと!!」と発信しがちな私ですが、『残ってきたもの』は、柔軟に変化してきたからこそ今があるとも考えられる。そのほうがロマンがあり、そこになら私は関与できるのでは? いや、既にこの時代を創る一員なのだから間違いない。
本題です。三条会にプレマさんの京都発、世界唯一のジェラートに次ぐ『心の薬』となるチョコレート店が誕生するそうです。すべてはうつろいゆくなか、この純粋で美しい存在、その精神を少しでも永く残すため、私は喜んでプレチョコ&プレジェラ®を自分の一部にしていくことを誓います。(早く食べたいだけや!!)