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法の舞台/舞台の法

日常のなかにある法律問題踊る弁護士の活動報告

弁護士/舞踏家

和田 浩 (わだ ひろし)

1977 年新潟県柏崎市生まれ。京都大学総合人間学部卒業。弁護士として、さまざまな分野の事件に取り組んでいる。なかでも、障害者の権利に関する案件に多く携わっている。他方、舞踏家として舞台活動もおこなっている。福祉、芸術、司法の連携について、あれこれ考えている。
縁(えにし)法律事務所 京都市中京区蛸薬師通烏丸西入橋弁慶町224 SOHO 烏丸104 075-746-5482

弾丸だんす 第5.67(corona)弾

投稿日:

新型コロナウイルス感染症の拡大が大きな社会的問題となってから、約半年が経ちました。この間、緊急事態宣言が発令されていない時期も含めて、私たちは、日常活動や社会活動を大きく縮小せざるをえませんでした。
 
私自身の仕事でいえば、裁判所がおおむね休止状態に陥り、係属していた裁判や調停が一時的に停止するという前代未聞の事態になりました。
 
また、ダンサーの活動については、出演する予定だった舞台が軒並み中止または延期となりました。ライブハウスや劇場が、クラスターを発生させる可能性が高い施設とされている以上、いたしかたないことといえます。
 
しかし、私たちは、永久に活動を休止することはできません。今はもう、新しい様式を取り入れつつ、活動を再開する時期を迎えているでしょう。
 
こうしたなか、私は、新しい様式を取り入れた舞台に、ダンサーとして出演することになりました。今回は、その内容をご紹介したいと思います。といっても、この舞台が開催されるのは7月20日ですので、皆さんがこのコラムを読んでいただくころには、すでに終わっているのですが……。

弾丸だんす

今回出演するのは、「弾丸だんす 第5.67(corona)弾」というイベントです。
 
「弾丸だんす」は、市川まやさんというダンサーが企画するイベントで、「踊りたい人と 踊りたい場所で 踊りたい時に踊る」をコンセプトに、約1週間のうちに、参加ダンサーの活動拠点となる3か所で踊る弾丸企画。2016年からスタートし、3ヵ国8都市で開催されてきました。今年の3月末には、「弾丸だんす 第5弾」が開催され、福岡、京都、東京の3都市をダンサーが回る予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、最後まで実施することができませんでした。約4ヵ月が経って「弾丸だんす 第5.67(corona)弾」が実施される運びとなり、私も出演することになりました。
 
今回、特徴的なのは、Zoomの利用。現場では4人のダンサーと1人のミュージシャンが舞台に立ち、Zoomとプロジェクターを利用して、遠隔地のダンサー等の映像を舞台に投影します。現地と遠隔地のダンサーたちがオンライン・セッションをおこないます。

ともに過ごす

「弾丸だんす 第5.67(corona)弾」のテーマは、「ともに過ごす」。これは、新型コロナ時代において、重要性の高いテーマだと思います。というのも、この半年ほどの間、多くの方は、家族と過ごす時間が増えた一方、家族以外の知人や友人、大切な人たちと過ごす時間をつくることが難しかったのではないでしょうか。だから、私たちが誰かと「ともに過ごす」という営みは、新型コロナ時代において、一層貴重な体験になると思われるのです。
 
また、私は、家族以外の大切な人たちに会えない期間が続く間、過去に誰かとともに過ごした時間を意識的または無意識的に回想することが、しばしばありました。たとえば大好きなダンサーたちと作品をつくったこと、友人たちと夢を語ったころのこと、学生のころにアルバイト先の同僚と熱く議論したこと。こうして誰かと過ごした時間は、遠く過ぎ去ったものではあるけれど、私の内側では今も確かに生きており、私を支えてくれています。
 
そうだとすると、今、誰かと「ともに過ごす」ということは、将来にわたってその人と「ともに過ごす」ことにほかならないといえるのでしょう。とくに、現実に誰かと「ともに過ごす」ことが困難になった新型コロナ時代においては一層、誰かと「ともに過ごす」時間が、将来にわたって「ともに過ごす」時間として、定着しやすいことでしょう。7月20日は、共演者や観客の皆さんにとって、将来にわたって「ともに過ごす」に値する舞台をつくりたいな、と思っています。

- 法の舞台/舞台の法 - 2020年8月発刊 vol.155

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