豊富な種類のミネラルやビタミンを含んだやさしい甘さのサトウキビジュースは、そのまま飲んでも、シークワァーサー汁や生姜の搾り汁を入れても美味しく、サトウキビの収穫体験ご参加者から高い評価をいただいています。鮮度が大切なので「収穫したての搾りたて」が原則で、基本的には現地でしか飲むことができません。そもそも稀少なサトウキビジュースをアレンジして、さらに美味しい、楽しい食べ方や飲み方でのサービスを試験、検討中で、今月はサトウキビジュース「ならでは」のアイデア企画をご紹介します。
【アイスコーヒー、アフォガード】 沸騰させたサトウキビジュースでドリップしたコーヒーを氷に注いで作るアイスコーヒーは、少し酸味を含んで丁度良い甘さの美味しさです。サトウキビジュースの量が多くなると、糖分の為に次第に目詰まりしてドリップできなくなる不具合が出てきたので、エスプレッソマシンを使った高圧プレスを試してみました。同様に美味しいのですが、アフォガードも絶品でした。
【かき氷・スムージー】 水、砂糖を使わないシリーズのもう一つは、凍らせたサトウキビジュースをシェービングするだけのやさしい甘さのかき氷。事前に凍らせておいたものを使うので、ジュースを搾ったその場で完結できないのが少し残念です。また、島バナナやマンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツ、ゴーヤなどの宮古島素材とサトウキビ氷を合わせてミキサーで回すと、さまざまな色やフレーバーのスムージーができます。
【チョコレート】 サトウキビジュースを焚き詰めた蜜とカカオニブを電動のミルで回して、クリーミーなペーストを作って、型に流して冷やし固めるとサトウキビとカカオの香り立つ素朴で美味しいチョコレートができます。宮古島でもカカオやコーヒー栽培にチャレンジする事例が出てきているので、宮古島素材での完結を目指します。
サトウキビジュースならではのレシピで、10分程度で簡単に作れて、美味しく、楽しい食体験のご提供に向けて準備を進めていきます。多くの皆様のお越しをお待ちしています!
サトウキビ畑で作る 水を使わないコーヒー