先日、家族3人で植物園に行きました。色とりどりの花々と若葉が鮮やかで、歩いていてとても気持のよい時間でした。2人目を妊娠してから、なんだか甘えたなところがでていた息子も、抱っこをせがむこともなく、楽しそうに跳ねるように走りまわっていました。
植物園には遊具もいくつかあります。小さな滑り台で少し遊んでから帰ろうと思い、息子を連れていってみました。あまり公園に行ったり、外で遊ばせたりをすることがないので、いい機会だと思ったのです。息子は、はじめこそ小さな滑り台で滑っていたのが、みるみるうちにレベルアップ。「まだちょっとできないんじゃないかなぁ」と思っていたアスレチック遊具も、軽々とやってのけてゆきました。これには、夫とびっくり。息子自身も、どんどんと出来ることが増えて楽しくなったようで、エンドレスで遊んでいました。
「まだ出来ないだろう」と思っていても、子どもはいつの間にか親が思っている以上に成長をしているものです。親の勝手な判断で、「危ない」「無理だから」と言い続けていると、その子の成長に枠をつくってしまい、「ボクはできない子」という思いを植え付けてしまうのではないかと思いました。
息子はひとしきり遊ぶと、滑り台で滑り終わったあとにヨロヨロとするほどエネルギーを使いはたしていました。大人であれば後先を考えて動きがちなのですが、全力であらゆることに果敢に挑戦し、遊びきる清さを息子に見たように思います。
最近は、言葉も増え、一丁前にできることが増えてきた息子。おっぱいを飲んでいたころに感じることのなかった、一人の人間としての成長をどんどんしていっているようです。夏には兄弟ができ、お兄ちゃんになります。どんな成長をみせてくれるのでしょうか。きっと私が想像する以上の変化をするのでしょう。それに決してブレーキをかけることなく見守りたいものです。
成長した成長したといっても、遊びきった後の寝顔は、赤ちゃんの時と同じ顔で、なんともかわいらしい限りです。