ふと、顔を上げると「お部屋がぐちゃぐちゃ・・・・・・」と、ため息が出てしまいます。3歳と1歳の二人の息子たちが、ドタドタと四六時中部屋中を走り回っているために、常に嵐が去った後のような状態になります。
もともと整理整頓が大の苦手のわたしは、きっちりと家が片付けられたことはほとんどありません。それでも、できるだけ気持ちよく過ごすことができればと思うのですが、なかなかそうもいきません。特に、先月1歳になった次男はなんでもかんでも引っ張り出したい盛りです。わたしが片付けたそばから、ポイポイとものを投げて回るので、まるでいたちごっこのようになってしまいます。夜は夜で、すっかり片付ける意欲をなくしてしまったわたしは、そのまま放置して寝てしまうこともしばしば。
しかしながら、けっして汚いお部屋が好きなのではないので、本当になんとかならないだろうかと、思う日々です。
ところが、昨夜のことです。「片付けないと、寝られないよ~」と、散らかったお部屋を見渡してわたしがいうと、長男がせっせと積み木の片付けをはじめたのです。
そしてきっちりと箱に入れた後、次は線路をこれまたきれいに箱に入れはじめました。電車、クレヨン、カードと、次男がぐちゃぐちゃにするのをかいくぐって片付けてゆきます。一通り片付くと「おかあさん、きれいになったね。じゃぁ、はをみがいてねようか」といいだしました。もともと家事全般が好きな長男ではありますが、これにはびっくりです。
このところ、長男の「お兄ちゃん度」があがってきており、次男と一緒にシャワーをしては次男の髪、身体をきれいに洗ってやったり、わたしが手が離せないときには次男と遊んで過ごしたりしてくれていました。もちろんご機嫌に左右されるのですが、すっかりお兄ちゃんになっていることに、たのもしく感じました。いつの間に、こんなに成長したのでしょうか。これからのお掃除は、長男に頼り切ってしまいそうです。
でも、やっぱりまだまだ3歳の男の子。遊び疲れてうとうととし始めたので「歯をみがかないとだよ」というと、「イヤだー!!」と赤ちゃんのような大泣きです(笑)