脇役としてかけるだけではもったいない！！　あっさり爽やかな辛さと控えめな香り。バランスのとれた塩味はまさに夏向き♪　冷たいガスパチョやクリアなスープの調味に、ぜひ1本丸ごと使ってみてください♪

使用食器：森修焼 プレマルシェ 瑠璃色プレートM、らくらくボウルM、スプーン 大

＜材料＞ 6人分
・生トウモロコシ…2本
・にんにく…4片
※皮をむき刻まず丸ごと使う
・セロリ…5cm※小口切り
・アリサン 赤レンズ豆…大さじ2～3
・干椎茸…2個
・昆布…（切手大）5枚
・水…1200cc
※あればパクチーの根3本分か山椒パウダー少々
・有機ホットソース（レモン or ゆず）…1瓶
・七福醸造 有機白醤油…大さじ2
・キパワーソルト（自然塩）…適量

＜つくり方＞調理時間20分
1.トウモロコシはガス火であぶり、焦げ目をつけてから実を包丁でこそげ落とし、芯はぶつ切りにしておく。
2.圧力鍋に（1）のトウモロコシと（A）を入れ、中火にかけ圧力が上がったら火を止める。自然と熱が下がったら蓋を開け（約15～20分）、トウモロコシの芯を取り除く。※昆布や椎茸は取り除いても、刻んで具材として鍋に戻してもOK。
3.（2）のにんにくを潰し、スープに溶かしこみ、ホットソースと白醤油で味付けし、自然塩で味を整えれば完成。

※赤レンズ豆を省くとあっさりしたおいしさになりますが、使ったほうが栄養価UP＆味に深みが出るのでオススメです。

幸せの青い鳥

私の住む京都・上賀茂は、里山とまではいかないけれど自然豊かで、鳥のさえずりで目を覚ますことができる恵まれた環境にあります。その美声の主は、わが家の戸袋にすみつく、青色の美しいイソヒヨドリという野鳥です。電信柱のてっぺんで、天界に向かい首をシュッと伸ばす姿は思わず手を合わせてしまう神々しさで、目を奪われます。毎年、ひな鳥の鳴き声が聴こえ始めると夫とはお決まりの会話を……。

私「鳥は良い人の家にしか巣作りしないらしいでぇ」
夫「そうやんな！！」
私「嘘。幸運の象徴っちゅうのはホンマらしいけどな」
夫「違う！　えりこちゃんが良い人やしや」　私「ちゃうちゃう！　マコちゃん（夫の愛称）が良い人やしやん！」
夫「ほなそーゆーコトにしとこか！　思い込みが肝心や」

昨年まではこの会話を冷ややかに眺める長男の眼がありましたが、長男が東京で一人暮らしを始めた今は「ふーくんも！！」と次男5歳児のニコニコ笑顔があります！！　あと何年このお決まり会話を楽しめるのか？　それは次男の健やかな成長とイソヒヨドリの気分次第？！

しかし現在最大の問題が……ここだけの話、ただ今、夫婦喧嘩中でしてねぇ……イソヒヨドリにこの仮面夫婦っぷりがバレないうちに仲直りしなきゃ！！笑

今月は幸運の象徴といわれる『トウモロコシ』（初耳？実はそうなんです）を芯まで丸ごとを使ったエスニックスープのご紹介です。

有機ホットソースを『調味料』として贅沢使いすることでピリッとスッキリ爽やかに仕上がります。夏向けのオイルカットレシピですので冷製もオススメです。