大学生になった息子は近所の生協(スｰパｰ)でアルバイトを始めました。生真面目に臨んだ面接では｢キミ、なんだか面白いな｣と言われ、今回は応募人数が多いとも聞き、てっきり不採用と諦めていた彼は採用が決まり、『????』のようでしたが機嫌良く通っています。 母親の私は『店長さん 見る目あるけどそれ間違った眼だよ!』と、心の中で叫びました。面白いのは大正解ですよ。。しかし!! 仕事では使えませんよ～! ハサミで紙切れないし、8日を｢はちにち｣20 日は｢にじゅうにち｣とか言います。靴下左右違うの履いていたり、実印とシャチハタの違いの理解すらあやふやです。ホント親の顔が見たい位です!(見てみたい方は是非お料理教室にご参加くださいね。)
高校時代のバイト経験はフォルクス(ファミレス系ステｰキハウス)のキッチンのみ。 自宅でお目にはかかれないお肉の塊や、電子レンジを使った調理に衝撃を受け、ランチタイムの激務。様々な学歴や経験を持つ個性豊かな先輩方から飲食業の厳しさを学んだようでした。しかし今回は飲食業とは違い、スｰパｰの青果担当。裏事情が聞けるので母はとても楽しいです。(スｰパｰの青果の売り上げを大きく左右するのはバナナなんですって!) 大学では放送部とやらに所属し、何やら早口言葉を練習していたり、脚本を書いていたりで、帰宅後は部屋に籠ってしまうので おやつは愚か、食卓を囲むことも稀になりました。そんな生活の変化があっても、我が家には現在、磁石のように強い力を持つ1歳児が居ります故!!! 必ず朝夕2回は短時間ながら愛弟と戯れにやってきます。家族団らんのための｢手作りおやつ｣も、もう不要のようで。。笑 私の声かけは｢おやつできたよ～～～｣では無く、｢梅肉エキス飲んどきや｣です。
夫と息子の関係はあれから、(7月号に綴りましたが原因は未だ不明!)会話は無いものの、お互いのアイスクリｰム(夫は市販のあずきバｰが大好き)を買って来たりと気遣い合っているので小康状態と言えます。夫はとてもカワイイ性質の男性で息子がそこを理解できるにはあと20 年以上かかるかもしれません。そのカワイイ性質とは?? 笑
今日もお料理教室開催日だったのですが、平素から各会場への食材や調理道具の運搬は大荷物なので夫に頼んでいます。
私｢9時過ぎには出発やし荷物、車にお願いしまぁ～す｣
夫｢は～ぁい、忘れ物無い～?｣
私｢たぶ～～～ん｣(だいたいパｰフェクトで忘れ物しまして夫に往復させてしまっています)
既に9時を過ぎていたのですが、荷物を運ぶ気配がありません。あれっ???? 縁側から覗いてみた所、何と!!!!庭の草引きをしていました。。。。
私｢ちょっと!!!! 荷物荷物!!!｣
夫｢あ! そやった!｣
目に映る最新事項が優先らしい。花や樹木も大好きで、先日はちょっと変わった｢花ことば｣をつぶやいておりました。
私｢へ～～! 花ことばとか知ってるの～～? アネモネは?｣
夫｢アネモネは、幸せ｣
私｢薔薇は?｣
夫｢愛♡｣
私｢向日葵は?｣
夫｢太陽｣(??ちょっと可笑しくなってきました)
私｢タンポポは?｣
夫｢根性｣(もうダメです)
私｢じゃ レンゲは?｣
夫｢ラｰメン｣
(単に連想ゲｰムだったのだと気がつくのが遅かったです! 私!)
ヨガインストラクタｰですから日々のヨガ実践とヨガ哲学の深めっぷりには尊敬。しかしそれ以外ではまるで｢夏休みの少年＠昭和｣って感じで非常にカワイイ。こんな夫を観て喜ぶ私に冷ややかな視線を浴びせる息子。息子は始めたばかりのアルバイトをもう辞めるそうです。(私。遠い眼)夫｢わぁ～～～♪ エリコさん! この｢ぷっちん｣美味しい～～｣私｢これ、スｰさんに教えてもらった『 はと麦と緑豆の冷たいぜんざい』やねん｢ぷっちん｣って。。。それ｢はと麦｣やん｣
19 歳～3年間、私は2人の台湾人とマレｰシア人・中国人と学生寮で暮らしていました。(プレマさんのある太秦です!)そこで初めて｢陰陽論｣を知り、カラダを冷やす食べ物と温める食べ物があると教わりました。夏になると共同キッチンでスｰさん、カクさんが作ってくれた冷たいデザｰト。白玉は入ってませんでしたが、冷房の無い狭い四畳半で戴く素朴な味は格別でした。スｰさん｢エリちゃぁん、緑豆ぇは冷たいのっ。冬ぅは冷たぁいのダメね、夏ぅだけ!｣｢大根は冷たい～人参は熱いぃの。食べ物ぉ、冷たい熱いアルだからね｣私｢へ～～おいしい～～! もっと頂戴!｣ペチっと手を叩かれる。｢スｰさんのケチ!｣スｰさん｢もぉ～! 日本人らしくしなさい! 遠慮しなきゃダメだから｣｢エリちゃんは台湾人になりなさぁい 笑｣生活力のある彼女らとの日々は忘れられない青春の思い出です。
息子は昨夜、人生初の｢カラオケボックス｣に行ってきたようです。我が家は地デジをつないで無いのでTV が観れません。流行りの曲を唄えず、彼は｢矢沢永吉｣さんの歌を唄ってたんですって! 18 歳がどこで覚えたのか疑問! スｰさんも寮でよく唄ってました。｢瀬戸は～ヒクれてぇ～～夕焼け小焼け～～ぇ♪｣ この歌詞の間違いが解るアナタは昭和生まれですね!! 笑
ベジタリアン料理家
erico
 ベジタリアン料理家『erico のベジタリアンお料理教室』主宰 マクロビオティック望診法指導士プロフェッショナル(山村慎一郎 名古屋山村塾)マクロビオティックをベｰスとした美容食事法や、現代生活に即、取り入れられる｢食べかた｣を華やかなレシピと共にご提案されています。その他、マクロビオティック望診法や、『食育』に関する講座やワｰクショップも企画。長年のカフェマネｰジメントと、アトピｰの息子と暮らす経験を生かし、｢続けられるマクロビオティック｣を伝えておられます。料理教室はインパクトのあるカラフルなルックスと輪郭のはっきりした味付けが大好評で毎回満員御礼! お料理教室の詳細などはブログ｢ベジタリアン料理家erico｣へ。 |
