「大切」といえば「サトウキビ」。
でも、今回はサトウキビから離れて「大切な人」について考えてみました。
プライベートでも仕事でも、家族や身近にいる人、
そして、お客様・お取引先様を大切にすることは、
回りまわって自分を大切にすることと同じことだと、私は思います。
もう少し現実的なところで考えてみると、常に私を支えてくれている妻は、
感謝の気持ちと共にやはり一番に大切にしたい存在です。
どんな境遇にあっても、結局は
下支えしてくれているかけがえのない存在です。
根底にはいつもそういう気持ちがあるのですが、
普段の生活の言動にはまったく現れておらず、
この記事が妻の目に触れることになっても
「はぁ?」みたいなリアクションが予想されて怖い、
そして、本当に申し訳ないのですが(汗)。
それから、やっぱり子供たち。
親として、いろいろな可能性を示し、チャンス・選択肢を与え、
自主・自立を促したいですし、強く・やさしく・賢明な大人に育っていってほしいです。
それから、両親。私は三兄弟の真ん中でいつも自由奔放。
兄には甘え、妹のことはいじめ、思い返すと、
まぁ(ろくでもない)頼りない子だったようですが、
両親とも子どものことを常に信じ続けてくれました。
おかげで根拠のない自信を完璧に植えつけてもらい、
どんな逆境に陥っても「なんとかできる」と
踏ん張ることができる力を根付かせてくれました。
後に気付きましたが、これは絶大なる資産だと思います。
そう考えると、やはり人を大切にすることと自分を大切にすることは
同じことなのだ、と改めて感じられます。
そして、このことに気づかせられた今回のテーマにも感謝なのです。
オルタナティブファーム宮古
代表
松本 克也
(まつもと かつや)
自動車メーカーなど14年の研究職を離れ、2012年5月に家族4人で宮古島に移住。
約1万平米の畑で主に有機サトウキビを栽培し、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品を製造。
畑で黒糖作りが体験できるプログラムも準備中。
その他、有機バナナの栽培、未完熟マンゴーの発酵飲料の製造に携わる。