えんどう豆ミートを焼き菓子に使ったヘルシー仕様のドーナツです。フードプロセッサーで生地作りが完了するかんたんレシピ♪
<材料>
ドーナツ焼型6個分
・自然塩…ひとつまみ
・ココアパウダー…大さじ1
<つくり方>
調理時間:30分
①(A)をフードプロセッサーでピュレ状にする。
②(B)を加えてなめらかになるまで攪拌する。さらに(C)を加え、均一な生地になるまで攪拌する。
③ドーナツ焼型に流し入れ、180℃で約15分焼く。
④ 焼き上がったら型から外し、冷蔵庫で冷まし、チョコグレーズをかけて仕上げる。
使用食器:森修焼 スクエアプレート ミルキーグレージュ Lサイズ
足し算の食
幼少期、家族で私だけがお肉が苦手でした。体が小さく弱いことを心配した母は、あの手この手で食事の工夫を重ねてくれました。
当時、もし「プラントメイト」があったなら随分違っていたでしょう。昨今、世界では“タンパク質革命”と呼ばれる流れが進んでいます。植物性代替肉はもちろん、精密発酵で遺伝子組み換え微生物にタンパク質を作らせる技術や、培養肉、3Dフードプリンターまで。展示会に行けば、かつてSFだった食材が現実になりつつあることに驚きます。
でも、ここで大切なのは「すべてを受け入れる」ことではなく、どれほど革新的な発明でも、口に入れる以上、最後に選ぶのは私たち自身です。命の現場とも言える『食』は、自分の価値観と照らし合わせ、感謝をもって選ぶことが必要ですよね。
そして、選べること自体が「奇跡」である認識も忘れたくありません。食生活をガラリと変える必要はなくて、いまの食生活を肯定したまま、新しい美味しさを足す発想の転換です。自己否定せずに受け入れ、そこにもうひとつを足し算し、重ねると、もっと自由に調和していけるのではないか?と思うのです。
最近わが家では、なんでも自分の発明だと嘘ぶくのが流行っています。
夫「あ、このプラントメイトな、実は僕の発明です」
私「はいはい、すごいねぇ、えらいねぇ」
夫「わぁい えらいえらいぃ~」
そんなおバカ会話が飛び交う食卓です。
私はその「足し算」には、やっぱりプラントメイトが適任だと思っています。
今月は、お肉が好きな人もそうでない人も、「こういうのもアリかもな♪」とニヤッとしちゃう焼きドーナツレシピを紹介します。